妊娠性歯肉炎の原因と予防法③

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
引き続き、妊娠中の歯肉炎のお話をしていきたいと思います。
お口の中の歯周病菌を減らすためのクリーニングも2~3ヶ月に1度は受け、歯周病にかかっている場合には悪化させないように治療を受けることが大切です。妊娠初期で体調が安定しない方も、安定期に入ったら体調が良い日を選び、一度は歯科医院を受診するようにしてくださいね。
妊娠性歯肉炎は妊婦の約半数に現れるとされています。妊娠中に起こるものなので、出産とともに治るのだろうと思われがちですが、実際のところはそうではありません。妊娠中や出産後に適切なケアをせずに放置してしまうと、その後本格的な歯周炎に発展してしまう場合もあるのです。妊娠中の歯周病は、母体だけでなく胎児にも悪影響を与えることがわかっています。赤ちゃんが健康に育つためにも、歯肉炎にならないように、そして歯周炎に発展しないように、こまめにケアを行っていくことが大切なのです。
お母さんが歯周病になると、その炎症によって発生した物質が子宮収縮を促進してしまうことがあります。お腹の中で成長しなくてはいけない時期に子宮収縮が起こると、早産や早産による低体重児に繋がってしまいます。赤ちゃんがお腹の中でゆっくりと成長することができるためにも、歯周病にならないように注意していきたいものですね。
また、赤ちゃんは歯が無い状態で生まれてきますが、乳歯を形成する芽は妊娠初期から作られ始めていますので、お母さんの歯周病菌と赤ちゃんの乳歯とは無関係とは言えないのです。お母さんが歯周病に罹患しているときにお腹にいた赤ちゃんは、通常の赤ちゃんよりも虫歯になりやすく虫歯の進行も早くなることが分かっています。赤ちゃんの将来的な歯の健康をまもるためにも、妊娠中は普段以上にオーラルケアに力を入れる必要があります。
妊娠中は歯肉炎だけでなく、虫歯にもかかりやすくなり、また早いスピードで進みやすくなります。お母さんの歯茎の状態が悪かったり虫歯があったりすると、お腹の中の赤ちゃんに悪影響を及ぼすだけでなく、赤ちゃんの将来的な歯の健康にも悪影響を及ぼすこともあります。妊娠がわかったら、体調の良い時期に一度歯科を受診して悪いところがないかをチェックしてもらいましょう。その上で、妊娠期のお口の中の管理についてしっかりと相談してみてください。お口の中をなるべく健康な状態にしておくことで、妊娠期を健康に乗り切っていきましょう。

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