神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
赤ちゃんでも歯みがきをしなければ虫歯になってしまうことがあるんです。
赤ちゃんはどのようにして虫歯になっていくのでしょうか。
母乳しか飲んでいない赤ちゃんには基本的に虫歯の心配はない、とされています。しかし果汁やスポーツ飲料など砂糖が含まれたものを飲んだり離乳食がスタートして母乳以外のものを口にするようになったりすると、授乳するときでも虫歯のリスクが高まっていきます。赤ちゃんが母乳以外のものを口にしたタイミングで歯みがきをはじめたり、授乳しながらの寝かしつけをやめたりするといった生活習慣のアップデートが求められるでしょう。
赤ちゃんの歯が生えてきてからは、いつごろからどのように歯みがきを始めればいいのでしょうか。
離乳食が始まる生後5、6ヶ月ごろは、食後に湿らせたガーゼで優しく歯を拭いてあげるといいようです。歯ブラシの感触にも少しずつ慣れさせていきましょう。
そして離乳食がそろそろ終わる1歳ごろになったら、食後の歯みがきをはじめましょう。
1歳3ヶ月を過ぎると乳歯の奥歯が生えてくる子どももいます。乳歯の奥歯が生えてきたら子どもに自分で歯みがきをしてもらうように促してみましょう。まずは歯ブラシを口にいれること、食後は歯みがきをする習慣に慣れてもらう必要があるためです。仕上げみがきは必ずママかパパがやってあげてくださいね。
子どもを虫歯にしないためには離乳食が始まったころから歯ブラシを口に入れる練習をはじめておくとよさそうです。時間をかけて歯ブラシに慣れてもらいましょう。
少々歯みがきを子どもが嫌がったとしても、あきらめずにみがいてあげれば次第に子どもも受け入れてくれるかと思います。毎日の歯みがきのたびに子どもに暴れられたり泣かれたりしたら、ママの心は折れそうになってしまうかもしれません。しかし何より子どもの歯を守るために歯みがきは必要なことです。毎日1回でも歯みがきをする習慣を、子どもが幼いうちからつけるようにしたいですね。