神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
みなさんは「急に歯茎が腫れた」「最近歯茎から出血することが多い」などの症状を経験したことがありませんか?
ほとんどの方が、特に痛みがないからそのうち治るだろうと、軽い気持ちで放置されることが多いと思われます。
痛みがひどくなるとなんとかしようと歯科医院へ足を運ばれると思いますが、症状があまりにも進行しているとすでに手遅れなんてこともあります。
そこで今回は、歯茎が腫れる原因や放置の危険性、予防法などについてお話いたします。
■歯茎が腫れる原因とは
歯茎が腫れる原因は以下のようなことが考えられます。
・歯周病
成人の80%以上が歯周病またはその予備軍と言われているほど、ポピュラーな病気です。
歯周病の特徴として、初期段階は自覚症状を伴わないので、歯がグラグラと揺れるまで気づかないことが多いです。
歯周病の可能性と推測できるのは、急に歯茎が腫れて出血を起こす場合などの症状が挙げられます。
・間違った歯磨き
普段からの歯磨きの仕方が間違っていると、食べカスが残り細菌の繁殖を起こしやすくさせます。
細菌の繁殖によって歯茎が腫れる要因になり、最終的には歯周病となる恐れがあります。
・疲労や睡眠不足
疲労や睡眠不足、ストレスがたまると、身体の免疫力が低下してしまい、口内の細菌の繁殖を促すことに繋がります。
・根に膿が溜まっている
歯の根に膿が溜まる症状を「歯根嚢胞」と言います。
初期に自覚症状はありませんが、放置し続けると痛みや腫れなどの症状を伴います。
■歯茎の腫れを放置する危険性
歯茎の腫れは細菌の繁殖を促してしまいます。
適切な処置を施さなければ症状はより悪化し、歯周病や虫歯、歯根嚢胞といった病気を患うことになり、進行具合が酷ければ歯を失うことになりかねません。
歯茎に異常がみられたら、放置せずに一度歯科医院で症状を診てもらいましょう。
■歯茎の腫れを防ぐ予防法
歯茎の腫れを防ぐために気をつけたいことは、「口内を清潔に保つ」ことです。
そのため、歯周病や虫歯の場合はしっかりと適切な治療を行い、定期的な歯科クリーニングを行うことが大切です。
また、普段の歯磨きをもう一度見直してみましょう。
しっかりと一本一本を綺麗に磨き上げることができているのか、歯科医師の指導の下、正しい歯磨きの仕方を習得しましょう。
また、何事も早期発見・早期対処が大切です。
もし口腔内にトラブルを発見しましたら、そのまま放置せずに一度歯科医院へ行かれることをおすすめします。