乳歯の虫歯は永久歯にも悪影響を及ぼしますよ!②

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
今回も引き続き、そんな乳歯の虫歯のリスクについてお話していきます。
●乳歯の虫歯が永久歯にも及ぼす主な3つの悪影響
③永久歯の虫歯のリスクを高める
乳歯の虫歯を放っておくと、お口の中で虫歯菌は増え続け、虫歯になりやすい環境になってしまいます。
生えたての永久歯はまだ未成熟で軟らかく、歯の表面も荒いためにただでさえ虫歯になりやすい状態にありますので、虫歯になりやすい環境の中に生えてきた永久歯は、当然ながら高い虫歯リスクにさらされることになります。
永久歯への生え変わりが始まる6歳ごろまでには、虫歯がある場合はしっかりと治療をし、口腔内環境を整えておくことがとても大切です。
●乳歯の「神経を残す」ことの大切さ
「乳歯の神経を取ると、永久歯の神経もなくなるのですか?」時々、親御さんからこのようなご質問をいただくことがあります。
結論からお伝えしますと、乳歯と永久歯はそれぞれが独立している歯ですので、たとえ乳歯の神経を取ったとしても永久歯の神経までなくなってしまうわけではありません。
ですので、仮に虫歯が大きすぎて乳歯の神経を抜かなければいけないことになった場合は、神経を抜く治療をするという決断も必要です。
しかしながら、歯根がまだ完成していない乳歯の神経を取ってしまうことで歯根の成長が止まってしまいますので、永久歯への生え変わりにおいてトラブルが発生してしまうというリスクもしっかり考慮しなくてはいけません。
乳歯は永久歯に比べてエナメル質が薄く柔らかいため、虫歯もとても速く進行してしまいます。
さらに乳歯の虫歯は大人のように黒っぽい色ではなく、白い色をしていることも多いですので虫歯になっていることに気が付きにくく、知らずの間に進行してしまい、気が付いた時には神経まで達してしまったということも少なくありません。
●乳歯を守る、予防歯科
大切なお子さまの歯を守るためには、予防メンテナンスに力を入れていくことが大切です。
子どもの頃のデンタルケアの習慣は、大人になってからもずっと続くもの。子供の頃にしっかりとした習慣を身につけ、お口の中の良い状態を保って入れば、大人になってから歯で困ることもなくなりますし、ほとんど治療をしなくても済むようになるからです。
いかがだったでしょうか?お子様のお口のことで何か気になることがあれば、ロコクリまでお気軽にご相談くださいね!!

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