こんにちは(^ ^)
岡本歯科ロコクリニック院長の池澤慎哉です!
今日は、意外と知らないこと!!
『えっ?!こんな飲み物でも歯が溶けるの?』
について書いてみたいと思います(^ ^)
身近な市販の飲料や、柑橘類、調味料の
『酸性度』
がポイントになります!!
昔、学校で酸性、中性、アルカリ性というものを習ったと思います。
要はそれです!
酸性に行けばいくほど、歯が溶かされてしまいます!
硫酸で金属を溶かすような実験もありましたよね?!
あれが、強い酸性の液体のパワーなんです!
歯なんて、いちころです(>_<)
ただし、ちょっとでも酸性に行けばアウトかというと、そんなこともなくて、
pH5.5よりも酸性度が高くなると、溶け始めると言われています!
ということで、どういう物がどれぐらいのpHなのかということをまとめた表がありますので、それをみていきましょう!(参照:nico 2018.2月号)
まずは、酸性度が低いものとして、下のようなものが挙げられます。
やはり、この辺りにはお水やお茶が入ってきますね!
ただ、お茶も意外と酸性よりということに驚きです!
そして、歯を溶かす意外なものとして、砂糖の入ってない炭酸水です!
『えっ?!砂糖入ってないのに??』
と思いますよね!!
これ、実は関係砂糖は関係なく、炭酸が二酸化炭素によるものなので、酸性よりになってしまい、虫歯とは違う理屈で歯が溶けてしまうのです!!
ビックリですよね!
うちの奥さんも絶対問題ないわと、よく飲んでいましたが、これを見てから水やお茶を飲むようになりました。
ほんとに知らずに、歯が溶けてるって怖いですからね!
しっかり情報を得て、自分の健康を守っていただきたいと思います!
では、ここからは歯が溶けてしまうものです!
弱いものから紹介しましょう!
さぁ、ここでの注目は、
『お酒』です!
なんと、ワンカップやビールがランクインしてます!
そして、ドレッシングやマヨネーズも入っています。
他にも健康ドリンクと呼ばれるものも入っています!
これも意外かと思います!
甘いものは歯が溶けるのはイメージできるけど、
ビールも?!
って、思いますよね(^ ^)
実は、酸性度から言うと、そういうことになります!
じゃあ、こういった飲み物は飲まない方がいいのか?
そんなに重く考えなくていいかと思います!
飲んだ後に、お水でゆすぐだけでも中性になるので、お酒を飲みながら、こまめにお水を飲むという形でも十分虫歯は予防できると思います(^ ^)
この辺りも知ってるか知ってないかが、
すごくポイントになります!!
そして、最後に酸性度の強いものです!
ここまでくると、皆さんからしても良くないんだろうなというものが出てきてるのではないでしょうか?
コーラを筆頭に、柑橘系のジュースやお酒がランクインしてますね!
もちろん、フルーツ自体も入っています。
意外なところでいうと、ハイボールですね!
このように、知っていれば歯を溶かさずに済むのに、
知らないことで、知らず知らずのうちに歯が溶けてしまって、虫歯リスクが上がってしまうのは避けたいですよね!
ぜひ、周りのお友達にも伝えてあげてください(^ ^)
もちろん飲んでいいですが、飲んだ後に軽く水で薄めることを忘れずに!!
それでは、また(^ ^)