神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
今回も引き続き、どうすれば歯を白くすることができるのかについてもお話していきたいと思います。
歯の色を変えてしまう要因を引き続き見ていきましょう。
④病気による歯の色の変化
虫歯で歯のエナメル質が溶けた状態になると、歯は黄ばんで見えるようになります。虫歯が進行して歯髄から出血が起こると、歯は黒紫色に見えるようになります。さらに虫歯が進行すると、歯髄が壊ししてしまったり、神経治療のために歯髄に手を加えたりしますので、歯は黒みがかった色に変色してしまうのです。
歯の色が変わるのは虫歯によってだけではありません。飛んできたボールに歯が当たったり、転倒して歯をコンクリートなどに強くぶつけてしまったりすると、歯髄から出血して歯全体が黒紫色に見えてしまいます。
病気や加齢によって歯の色が変わってしまうと、歯の内部(歯髄)の問題となりますので、簡単なケアだけでは歯を白くすることができません。ですが、食べ物やタバコ、その他の汚れがついて歯の色が変わっている場合は、歯の表面に手を加えるだけで充分にキレイにすることができます。
歯を丁寧に磨くことで歯の黄ばみを取り除くことができます。ホワイトニング効果の高い歯磨き粉を使用するのも良いでしょう。ただし、ホワイトニング効果の高い歯磨き粉は「研磨剤」が入っていることが多いですので、毎日使うとエナメル質が削れてしまい、結果的に歯の黄ばみが強くなってしまうこともあります。週に1~2回を目安に使うようにしてください。
歯と歯の間の部分が黄ばんでいると、全体的に不潔な印象になってしまいます。歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯の間をキレイにするなら、歯の印象もワントーン明るくなりますよ。もちろん、虫歯予防にもなりますので、1日1回を目安にすべての歯の間を磨いてくださいね。
歯ブラシやデンタルフロスでは、歯に根深くついてしまった汚れや歯石を落とすことができません。2ヶ月~3ヶ月に一度、歯医者さんでクリーニングをしてもらい、溜まった汚れを落としましょう。
歯髄の変色に由来する歯の色の変化は、歯の表面を薄く削り、セラミック等を貼ることで解消することができます。1本10~15万円しますが、どうしても気になるときは検討してみるのも良いでしょう。
歯の美しさは、一朝一夕で手に入れられるものではありません。毎食後と就寝前にしっかりと歯を磨き、定期的に歯科医院でケアをしてもらいましょう。気になられた方はロコクリにお気軽にお問合せくださいね♪