フッ素の役割ってなに?

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
今回は「フッ素の役割」についてお話し体とは思います。
テレビCMなどでフッ素入り歯磨き剤で歯を守ろう!など耳にしたことがあるのではないでしょうか?
フッ素とはむし歯予防効果があり、歯を丈夫にするとても大切な役割を果たします。実は、私たちの身近に存在するもので、お茶や魚介類など多くの食品に含まれています。
では、なぜフッ素がむし歯予防に役立つのでしょうか?
1.再石灰化の促進
プラークは細菌の塊です。プラークによって溶かされた歯の表面を
フッ素の力で健康な状態にもどすことができます。
2.歯質強化
歯は酸にとても弱いです。お口の中が酸性に傾くとむし歯ができやすい環境になってしまいます。その酸に溶けにくい歯を作ってくれます。
3.細菌(プラーク)の酸産生の抑制
これは細菌の働きを弱めて酸が作られるのを抑えます。
様々な効果のあるフッ素ですが・・・
みなさんは歯を磨くときに歯磨き剤を使われますか?
現在市販で販売されている歯磨き剤のほとんどにはフッ素が配合されています。
2017年から今まで以上にフッ素濃度の高い(1450ppm)歯磨き剤が日本でも使用できることになりました。
フッ素配合歯磨き剤は最も身近にできるむし歯予防のひとつです。
【使用方法】
①歯磨き剤をつけて歯全体にいきわたるように2~3分ブラッシングをする
②歯磨き剤を吐き出す
③少量の水(ペットボトルキャップ2杯程度)で1回うがいをする
その後は1~2時間程度飲食を控えるとフッ素がお口の中に停滞し、よりフッ素の効果が発揮されます。」
そのほかに、フッ素洗口やフッ素塗布があります。
フッ素洗口は4歳ごろのぶくぶくうがいができるようになってからフッ素配合の洗口液を用いてうがいをすることです。
フッ素塗布は歯へ直接、歯科医院専用の高濃度フッ素を塗布してよりむし歯予防効果を高めます!!
これは乳歯が生えた直後から行うことをおすすめします。」

フッ素配合の歯磨き剤の使用・フッ素洗口・フッ素塗布はどれも長期にわたって続けることが大切です。
気になられた方は、ロコクリにてお気軽にお声がけくださいね!
お家でのセルフケアは正しい方法で歯磨き剤を利用して
フッ素の力で歯を強くむし歯から守りましょう!!

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