濃い甘さにご注意を!

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。

暑い外から帰ってきたら、涼しいお部屋で甘いアイスクリームやおやつを食べたくなりますよね。本来、人間も含めて動物はすべて甘いものが大好きです。これはなぜかというと、エネルギーの自己生産ができない動物にとって、甘さはエネルギーが入っていることのシグナルですから、甘いものが嫌いでは困るのです。
しかも、いっぱい食べられるように、好まれる砂糖の濃度範囲はとても広く、90%濃度に近い飴でさえもおいしく食べられます。
この砂糖に比べると、塩味の場合、しょっぱくて飲めない海水中の塩の割合はたったの3%なんです。濃度が全然違ってびっくりしますよね。
このように、甘さの嗜好はほかのどの味よりも高いので、気をつけないとどんどん濃い甘さを好きになってしまいます。
しかもこの傾向は、いろいろな味の体験の少ない子どもで起きやすいのです。
生まれてまだ数時間の赤ちゃんでも甘い液にはとても穏やかな顔を示し、苦い液にはいやな表情を示します。赤ちゃんは甘さがわかり、しかも好きなのです。
そのためお母さんのおっぱいにも乳糖という糖が約7%程度入っています。これは砂糖よりは甘くない糖なので、砂糖の濃度としては1%程度のもので、かすかに甘いくらいです。
子どもが好きなお菓子の甘さをみてみると、あめやキャンディは80〜90%、チョコレートは40〜50%、クッキーは25〜30%、アイスクリームは17〜20%、果物で10〜15%です。
甘さはとても美味しい味ですから、気にしすぎてゼロにする必要はありません。でも天然の甘さ、果物や焼き芋などは10〜15%くらいの糖濃度で、本来これくらいが美味しい甘さなのです。
それに対して、砂糖を使ったお菓子はいくらでも甘くできてしまいます。こちらは注意をしていただきたいものです。
子どもは大人よりも甘いものが大好きですから、濃い甘さに慣れてしまわないよう気をつけてみてください。
また、お菓子を食べた後は、しっかりと歯磨きも忘れないでくださいね!美味しく楽しく暑い夏を乗り切るために、お口の健康もしっかりと守っていきましょう!
何か気になられた方はロコクリまでお気軽にお問合せください!

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