神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
あっと言うまに11月に入り、もう今年もあと2か月となりましたね。コロナウイルスもまだまだ心配ですが、これからインフルエンザの流行も気をつけないといけませんね。ロコクリでもみんなインフルエンザの予防接種を受けて、備えています。また、急に寒くなってきましたし、風邪をひいてしまう方も多いのではないでしょうか。
人からうつるとつらいインフルエンザ! 罹った日には、1日ティッシュが1箱なくなったりするようなことも。。。
そこで、今回はインフルエンザ予防についてお話したいと思います。
まず、口腔ケアはインフルエンザの予防に有効なんです。
お口には、食べる・話す・呼吸するという役割がありますが、細菌やウイルスが体内に入り込む入口でもあります。
最近の研究で、歯科衛生士による定期的な口腔ケアがインフルエンザの発症率を約90%減少させることが明らかになりました。
これは実は、ワクチンよりも予防効果が高いとも言われています。
そして、次のようなところにも口腔内細菌はいるんです。
⦅歯ぐきとくちびるの粘膜の間⦆ 食べかすがたまりやすい
⦅上あご⦆ 食べかすや乾いた痰がつきやすい
⦅頬の粘膜⦆ 食べかすやはがれ落ちた角質が残りやすい
⦅舌の上⦆ コケ状の汚れがつきやすい
※冬場は特にお口が乾燥しやすく夏場より上記の状態になりやすいです。
また、歯周病菌はウイルスの増殖を助け治療薬を効きにくくする可能性があります。
インフルエンザ発症のメカニズムはどんなものなのか説明しますね。
❶食べ物や磨き残しで口の中が汚れ、細菌が増殖します
➋のどの粘膜が荒れると、インフルエンザや風邪のウイルスがつきやすくなります
❸細菌が出すタンパク質分解酵素によって、のどの粘膜が荒れてしまいます。
歯周病菌が出す酵素は、粘膜バリアを破壊し、インフルエンザを侵入しやすくします。
口腔内が汚れていると、インフルエンザウイルスの感染を助長し、重症化の危険性も高まります。
これからがピークなんですね。
なので、手洗い、うがい、ワクチンに加えて、しっかりとした口腔ケアでインフルエンザ予防をしましょう!!
寒い冬も、元気な体で健康に過ごして、コロナやインフルエンザに負けずに過ごしましょう!
ご自身でのケアに加えて、歯科医院でのプロの手によるケアも忘れずに!気になられた方はロコクリまでご連絡くださいね!