ロコクリ豆知識『唾液が傷を治すのはなぜ?』

こんにちは(^ ^)

岡本歯科ロコクリニック、院長の池澤です!

今日は、知ってるようで意外と知らない『唾液』のパワーについて書いてみたいと思います(^ ^)

 

よく動物番組などで、ケガしたところを舐めて傷を治すような仕草を見たことはないでしょうか?

動物は本能的にわかっているようなのですが、唾液には傷を治す作用があると考えられています。

どんな作用かというと、

①異物を洗い流す「洗浄作用」

②傷口を守る「保護作用」

③微生物などに対する「抗菌作用」

によるところが大きいと思われます。

 

他にも下の写真のように様々な作用があるので、上の3つを含めて解説してみましょう!

(写真が見にくかったら、すいません!)

 

①洗浄作用

唾液は傷口の異物を洗い流す働きがあり、ラットと呼ばれる動物は傷を舐めるとき、食べるときと同じぐらいの唾液量が出るという報告もされています。

それだけ多くの唾液が出るとなると、この洗浄作用もバカにはできませんよね!

 

②保護作用

唾液中に含まれるムチンという成分は、歯や粘膜、皮膚などに付着する性質があり、これらの表面に膜を作ります。

これにより、組織が乾燥から守られたり、直接異物がくっつきにくいようになります。

 

③凝集作用

上にも出てきたムチンはネバっとしており、細菌に付着して凝集する働きがあり、凝集された細菌は粘膜や皮膚への接着が妨げられ、洗浄されやすい状態になります。

 

④抗菌作用

唾液の中には数種類の抗菌成分があり、細菌の壁を壊して溶かしてしまう働きのものや、細菌の増殖を抑える働きのものなどがあり、これらにより外敵から身を守っています。

 

⑤歯茎などを溶かす酵素の阻害作用

細菌類はタンパク質を分解する酵素を産み出し、傷口の炎症を悪化させるのですが、この酵素を邪魔する成分が唾液には含まれているので、炎症を抑える働きがあります。

 

これらのように、唾液歯ただ単に異物を洗い流すものではなく、様々な働きを持ち、僕たちをサポートしてくれているのです。

この唾液がしっかりと出るように普段から唾液腺マッサージは有効です!

是非、取り入れてみてください(^ ^)

 

まぁ、なにより驚きなのは、こういうことを知らないであろう動物が唾液をしっかり活用していることですよね!

自然界って、不思議だらけですね!

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