フッ化物(フッ素)って、ダメなものなの?

タイトル:フッ化物ってダメなもの?

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。

みなさん、フッ化物ってご存知ですか?
日本では一般的に「フッ素」という呼称が用いられ、近年では広く知られるようになっております。

例えば市販の歯磨剤(歯磨き粉)の多くに添加されており、最も気軽に出来る虫歯予防のひとつとなっております。むし歯予防に使用するフッ素とは、フッ化ナトリウム(NaF)のことです。そのため、フッ素(F)単体ではなく化合物としての呼び方「フッ化物」というふうに呼びます。
フッ化物とは元素の1つで自然界に多く存在します。

実は、私たちは食物を通して1日に約0.5~3mgのフッ化物を摂取しています。通常、日常摂取する程度のフッ化物は胃や腸のなどの消化管から約20分~30分かけて吸収され、大半は賢臓を通して尿中に排出されています。(成人の場合約90%、小児の場合約60%)。

消化管で吸収されなかったものは便として排出され、体内に残ったフッ化物は骨や歯などに蓄積されます。牛乳を飲む(カルシウムを摂取する)という処置はフッ化物の急性中毒が疑われるような多量のフッ化物を摂取した場合に取られます。
歯みがき粉やうがい薬などに含まれるフッ化物の量と、フッ化物の急性中毒が発現する量や、悪心・嘔吐など不快な症状が発現する量を比較するとかなり少ないそうです。

お口の中に残るフッ化物は、歯磨き粉などで使用した使用量の約25%いう報告もあり、体内に取り込まれるフッ化物の量はさらに少ないと考えられます。そして、最初にご説明したとおり、フッ化物は天然にも広く存在するため、私たちは日頃、食物や飲料を通して摂取しており、体内にも存在しています。
また、フッ化物は牛乳を飲めば体外に排出されるのですか?と聞かれる患者様がいらっしゃったのですが、牛乳を飲むことで胃への刺激や吸収は抑えられますが、排出が促進されるわけではありません。また日常使用するフッ化物量では問題ありませんとお話しています。

世界保健機構(WHO)、食糧農業機構(FAO)、アメリカ合衆国食品医療品局(FDA)など多くの専門機関では、フッ素は骨の形成やむし歯予防に欠かせない必須元素(必要な栄養素)として捉えています。

日本ではフッ化物に関する誤解が根強く残っている気がします。もちろん使いすぎはよくありません。用法用量を守れば、フッ化物を使うのは安全で有効なむし歯予防方法です。上手く使って、健康な歯をキープしていきましょう!

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