神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
みなさん、お口の癖ってありますか?
人は誰でもついつい癖が出てしまうことがあると思います。小さな頃からずーっと癖づいてしまって大人になっても気を抜くとつい癖が出てしまってやめられないなんて方もいらっしゃるかもしれません。
今日はお口の悪い癖についてお話しますね。
お口の悪い癖のことを口腔悪習癖(こうくうあくしゅうへき)と言います。
この口腔悪習癖は実はお口の中にとって様々な悪影響を及ぼします。
お口の癖の主な代表例をご紹介しますね。
まず、舌突出癖という癖です。
これは、お口の中でべろが正しい位置にない状態です。
べろは舌先が上の前歯の裏側辺りに来るのが正しい位置とされています。あなたはどうですか?ぼーっとしている時にどうなっているか1度考えてみてください。
そして、吸指癖という癖。
これはいわゆるゆびしゃぶりのことです。赤ちゃんの頃はだいたい6〜7ヶ月ぐらいまではOKと言われていますしむしろ積極的にさせると良いでしょう。しかしそれを過ぎても習慣になってしまうと悪い歯並びを引き起こしてしまいます。入眠の儀式になってしまっているというお話も聞くことがあります。2歳ぐらいになるまでにやめられるといいですね。
次に、咬唇癖・吸唇癖という癖です。
これは漢字でそのままに、唇を噛んでいたり下唇を吸う癖があることです。これが癖になっていると永久歯が生えてきたときに出っ歯になりやすいと言われています。
そして、咬爪癖という癖。
これは爪を噛む癖です。爪を噛む癖があると出っ歯や、かみ合わせたときに上と下の歯の間に隙間ができやすいと言われています。
最後に口呼吸の癖。
何かに集中しているときなどお口がぽかんと空いていませんか?口呼吸は悪い歯並びだけでなく全身の健康にも影響があると言われています。鼻にはフィルターの役割があり、そこで空気が浄化されると言われています。お口を閉じてお鼻で呼吸するようにしましょう。
これらの代表的な悪い癖があると、不正咬合(悪い歯並び)になりやすいと言われているのと同時に、せっかく矯正治療をしても咬合の安定を阻害してしまうと言われています。
お子さんのお口の悪い癖に気づいたのであればその時点で癖を治せば綺麗な歯並びや顔貌につながります。
1度こういった癖がないか確認してみるのもいいかもしれませんね。
何か気になられるようであればロコクリにご相談くださいね!