歯磨きをしているのにむし歯になるのはなぜだろう?

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
みなさん、時間をかけて丁寧に磨いているのに、なんでむし歯になるの?と疑問に思われたことはないですか?
周りのご家族やお友達は全然歯を磨いていないのにむし歯がないのはなんでだろう?
と思ったことはありませんか?
実は虫歯になるためには、必要な条件が4つあるんです。
その4つとは・・・
① 歯が必要です。当たり前ですが歯がない人は、虫歯にはなりません。
② 虫歯菌(Sミュウータンス菌)
③ 虫歯菌の栄養となる糖質
④ 時間です

この4つが重なったところが虫歯になるのです。
言い換えれば、この中のどれか1つでも重ならなければ虫歯にならないということになります。

誰でも食事をすると、歯の表面に食べカスが残ります。
そこに虫歯菌が付着して、歯垢ができます。(少しねばねばしていてうがいでは、洗浄できない状態ですね)
歯垢の中の細菌は、食べ物の中に含まれている糖質を代謝して歯垢の内部で酸を作ります。
この酸が、歯の成分であるカルシウムやリンを溶かし、歯の脱灰(だっかい)(歯の表面が透明感のない白い状態)が起こります。
この脱灰が進むと歯に穴が開いて虫歯になってしまいます。
虫歯になりやすい人は、間食が多い人や糖質の食べ物を頻繁に食べる人が多いようです。

虫歯になりにくくするためには、歯の歯質を強くするために、フッ素の使用が有効とされています。
歯ブラシをあまりしないでも虫歯にならない人は、お口の中の虫歯菌(Sミュータンス菌)が少ない人だと考えられます。

例えば、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、虫歯菌は存在していません。
でも成長するうちに、人から移るのです。
人から移った虫歯菌が、赤ちゃんの口の中に定着するのは、生後19~36ヶ月の間だといわれています。
つまり、周りの大人の口腔内の状態が赤ちゃんのお口の中の状態に大きく影響しますので、小さな赤ちゃんがいられる方は、周りの大人もお口の状態をいい状態にしておくことをお勧めします。妊婦期間中に歯の健診に行くことは必須となっていますが、出産されるとその後歯医者さんに通うことはなかなか難しいですよね。ですが、お母さんのお口の健康は赤ちゃんにとってもとても重要なのです。
ロコクリではママであるスタッフも多いので赤ちゃんにはみんな慣れておりますので、もし預ける先がなくてお困りの場合はご予約の際にお伝えください。

 

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