ファーストフードを食べた後はしっかりとお口のケアを!②

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
ファストフードの多食は虫歯の原因にもなりやすいとされる、具体的な理由の続きをお話したいと思います。
③柔らかい食べ物は歯にこびりつきやすい
ファストフードの食材には、油脂を多く含み、粘着力が高く、ベタ ベタと歯にこびりつきやすいものが多くみられます。また、唾液には歯にこびりついた食べかすを洗い流す作用もあるのですが、上で明したようにファストフードの食事では唾液が十分に分泌されないことが多いため、唾液の洗浄力も期待できません。この結果、ファストフードを食べた後にすぐデンタルケアをする習慣がない人の口腔内は、長時間にわたって歯に食べかすが付着した状態が続き、虫歯菌の原因菌によってつくられる歯垢が溜まりやすい状態になります。歯垢は虫歯菌の塊であり、食べかすよりもさらに強い粘着力で歯と歯の間や、歯と歯茎の間など除去しやすい場所に溜まります。ファストフードをよく食べる人は、一般的な食生活をしている人よりもさらに歯磨き・デ ンタルフロスなどのデンタルケアを熱心にする必要があると言えます。

④食物繊維(野菜など)が不足している
食物繊維を多く含む野菜は、飲み込むまでにしっかり噛む必要があるため唾液の分泌にも大いに役立ってくれますが、噛みしめる際に、歯の表面についた食べかすや歯垢などをかき落としてくれる作用もあります。もちろん「野菜をしっかり食べれば歯磨きは不要」などという極端なことは言えませんが、直接的にも間接的にも歯垢を減らし、歯を虫歯になりにくい状態に保つために役立ってくれるでしょう。さらに、食物繊維を多く含む根菜類などは噛み応えが強く、よく噛むことで顎の筋肉が活発に動き、また歯茎にも適度な刺激を与えてくれるため、口周りのマ ッサージ効果が得られます。これによって歯茎や口腔内の血行がよくなり、虫歯や歯周病になりにくい環境を得られます。ところが、ファストフードのメニューでは十分な量の野菜を摂ることは簡単ではありません。ファストフードを食べた日の夕食などは根菜類や豆類など、食物繊維を豊富に含み、噛み応えのある食材をふんだんに使った料理をゆっくり食べるのがおすすめです。

たまに食べたくなるし、美味しいファストフード、健康に良くないという話はよく耳にするかと思いますが、歯の健康にとってもあまり良くありません。食事が偏りがちという方は、栄養のバランスだけではなく虫歯にならないようも気をつけてみてはいかがでしょうか。

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