神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
お口の中の膿が原因で症状がでた時はどうしたらいいでしょうか?引き続きお話していきます。
まずは、歯磨きで口腔内を清潔にすることです。
歯周病の原因は細菌です。
お口の中で歯周病菌が繁殖することで化膿します。お口の中の細菌を少しでも減らすことで進行を抑えることができます。
歯周病菌は空気が嫌いなので(嫌気性菌)歯と歯茎の境目のポケットの中に好んで住み着きます。
歯周病は歯と歯の間や、歯並びよって狭くなっている細かいところから進行することが多いです。フロスなどを使って細かいところをよく磨きましょう。
しかし、残念ながら膿が出るほどに歯周病が進行している場合、歯磨きだけでは治すことはできません。
そして、痛み止め使用する場合もあります。
痛み止めによって一時痛みを緩和することができます。
しかし、痛み止めの効果が切れればまた痛くなります。痛み止めは痛みを感じなくしているだけで、原因をなくしているわけではありません。
あとは、患部を冷やすこと。
患部が腫れて熱を持っている場合は、冷やすと症状が軽減することがあります。
しかし、冷やしすぎると決行が悪くなって菌がより繁殖する可能性がありますので、気を付けましょう。
このように、痛み止めを飲んでも、歯磨きをしても、冷やしても、原因がなくなっているわけではありません。
できるだけ早く歯科医に相談し、原因の根本的な除去をしましょう。
歯茎に膿ができた時の注意点もお話しておきますね。
まず、膿を触らないこと。
歯茎に出肝ができていると気になって触ったりつぶしたくなったりしますよね。
でも、膿を無理やり出したりつぶしたりすると、手についた別の細菌によって感染を起こしたり傷口が広がったりして症状を悪化させることがあります。
触らないようにしましょう。
また、血行を良くすることを避けるようにしましょう。
血行が良くなると痛みや腫れが強くなりやすいのできをつけましょう。
応急処置のところで冷やしすぎると決行が悪くなり菌が繁殖しやすくなると書きました。
膿は菌と戦った白血球の死骸です。
白血球は血液によって患部に運ばれてきます。血行が良くなると急激に腫れすぎたり、逆に悪くなると戦う白血球が足りなく菌が繁殖したりします。
血行を良くする行為は、激しい運動、入浴、飲酒などがあげられます。
歯茎から膿が出ている状態を放置していると、歯周病がどんどん進行していき、歯を維持することが難しくなるケースもあります。
異変を感じたらロコクリにぜひ、ご連絡ください。
また、歯周病にならないためにも、毎日の歯磨きもしっかりしましょうね!!