神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
みなさんは、唾液検査ってやったことはありますか?コロナウイルスが段々と落ち着いてきた中、ロコクリで検査される方やお問合せをいただくこともまた増えてきました。
ご家族の中で歯を磨いていないのに虫歯にならない方、熱心に磨いているのに虫歯になってしまう方がいませんか?さらに甘いものを食べないように、間食も控えているのに、なかなかお口の環境が良くならないという方もいらっしゃるかもしれません。
じつは、歯磨きの仕方や食事のとりかた以外に目に見えない要因が影響しているのです。
それを知ることができるのが唾液検査です。
検査の方法は簡単です。少量の水で10秒間すすぐだけです。その後機械でその場で分析しすぐに検査結果がわかります。
この唾液検査でわかることは、
●歯の健康
①虫歯菌の数、
虫歯菌のトータル数がわかります。ミュータンス菌は虫歯のきっかけを作る菌、ラクトバチラス菌は虫歯を進行させる菌です。多いほど虫歯のリスクが高くなります。
②唾液の酸性度
唾液の酸性度が高いと口の中が酸性環境になっているため歯のエナメル質が脱灰(虫歯)しやすくなります。
③唾液の緩衝能
唾液には虫歯菌や食物の酸を中和する機能が備わっています。緩衝能が低いと唾液を酸性から中性に戻す働きが弱くなるのでエナメル質の脱灰(虫歯)になりやすくなります。
●歯ぐきの健康
④白血球
歯と歯茎の溝(歯肉溝)に細菌や異物が増加すると免疫細胞である白血球が唾液中の増加します。白血球が多いと歯周病のリスクを考える必要があります。
⑤タンパク質
口腔内細菌や歯と歯茎の溝(歯肉溝)にプラーク(バイオフィルム)が多くなると唾液中のタンパク質が増加します。
●口腔清潔度
⑥アンモニア
唾液中の総裁菌数が多くなると唾液中のアンモニアの数が増えることがわかっています。アンモニアが多いと口臭の原因になります。
以上の6つの項目がすぐに結果としてわかります。
唾液検査を受けていただけるとみなさん一人ひとりの口腔内の隠れたリスクがよくわかります。ただし唾液検査は唾液の性質を調べて終わりではありません。検査結果を総合的に判断し患者さん個人に合わせたケアにつながります。個人個人に合った、歯ブラシ、口腔ケアグッズの提案もできます。
また自分の口腔内リスクが目に見えてわかるため、予防へのモチベーションも高められると思います。
時間もかからず、ゆすぐだけですぐに結果がわかるのでおすすめです。きになられた方は、ロコクリまでお気軽にお問合せくださいね!