歯科の麻酔のお話①

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
歯科治療には、いろいろな場面で麻酔処置を施します。使用する麻酔薬や麻酔法の種類はそれぞれで異なります。また、麻酔の効果が持続する時間や副作用、処置にかかる費用なども気になることかと思います。ここではそんな歯科麻酔に関して、詳しくご紹介していきます。
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さて、みなさんは一般的な虫歯治療ではどんな麻酔を使っているかご存知ですか?
前歯や小臼歯などに生じた虫歯は、「表面麻酔」と「浸潤麻酔」で治療を進めていくのが一般的です。
①表面麻酔
表面麻酔とは、その名の通り歯茎などの口腔粘膜表面に作用させる麻酔法です。ジェル状の薬剤を施術部位に塗布することで、粘膜や歯の感覚が麻痺します。その結果、浸潤麻酔を施す際の痛みを軽減することが可能となります。表面麻酔の効果は数十分とそれほど長くはありません。副作用としては、フレーバーとして含まれている「アミノ安息香酸エチル」によって、じんましんやむくみなどが生じることがあります。表面麻酔にかかる費用は、数十円程度です。
②浸潤麻酔
浸潤麻酔(しんじゅんますい)とは、局所麻酔とも呼ばれる麻酔法で、歯科治療で行う麻酔といえばこれを指すことがほとんどです。注射針を歯茎に刺して、施術部位周辺の感覚を麻痺させます。針を刺入する時や薬液を注入する時に強い痛みを感じる傾向にあります。浸潤麻酔の効果時間は、1~3時間程度です。歯科治療が終わってからも、しばらく歯茎の感覚が麻痺しているのはそのためです。
浸潤麻酔では、「局所麻酔中毒」と呼ばれる副作用が生じることがあります。また、アドレナリンが添加されている麻酔薬を使用する際にも、血圧上昇や動悸などの副作用が生じることがあるため注意が必要です。浸潤麻酔にかかる費用は、数百円程度です。
●麻酔が効くメカニズムについて
麻酔薬が人体へ効果を発揮するメカニズムというのは、非常に複雑で、まだ解明されていない部分も多々あります。また、薬剤の種類によって作用機序も異なるため、麻酔が効くメカニズムを一概に語ることはできません。そこで歯科で最も一般的な局所麻酔薬について、その作用機序をシンプルに解説します。全身麻酔についても簡単にふれておきます。

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