神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
皆さん、ドライマウスという言葉をご存じですか?
ドライマウスとは、お口の中の水分が無くなり、乾燥している状態のことをいいます。
ドライマウスになると、食べ物を噛むことであたり前に出てくる唾液が出にくくなり、食べ物が飲み込みにくくなったりします。
例えば、クッキーがそのままだと飲み込めなくてお茶と一緒に流し込むというようなことがおこってしまうのです。ドライマウスの原因とされるものにはいくつかあるのですが、避けられないのが加齢によるものです。あとは近年増えてきている生活習慣のひとつで、口呼吸が原因ともいわれています。
私たちは生きている限りなんらかのストレスが溜まってしまいます。
起きているときは意識して鼻呼吸をしていても、寝ている時はコントロールが難しく、口で呼吸をしてしまうことでお口の中が乾燥してしまい、口の中が不潔になりやすくなるのです。
ただでさえ、睡眠中は唾液量が減ってしまうので、お口の中の細菌数をコントロールできにくくなります。乾燥しているお口の中は細菌が洗われずとどまってしまうため、細菌の量が増えてしまいます。その結果、虫菌が好み住みやすい環境になってしまいます。
そのほかには内科で処方されたお薬を長期に渡って飲んでいる方も気をつけていただきたいのです。
唾液の量を増やすためにできることとして挙げるとしたら、噛む回数を意識的に多くする。(ひと口30回)これで、唾液で食べかすやお口の中の虫歯菌や歯周病菌が洗い流されお口の中がきれいになります。
ドライマウスが重症化してしまうと、お口の中が痛かったり、口臭がきつく感じる方もいますので、気がついたら早めに診察を受けるようにしてくださいね。