神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
以前から日本では、食後3分以内に3分間1日3回歯を磨くと虫歯になりにくい、という考えから『3・3・3運動』が盛んに呼びかけられてきました。
しかし、この運動は虫歯予防というより、どちらかというと歯みがきの習慣化を促すためのものと考えた方が良いでしょう。実際はそこまでの予防効果にはつながらないようなのです。
では、虫歯予防に効果的な歯磨きのタイミングはいつでしょう?
虫歯や歯周病は、それぞれ原因菌によってできます。原因菌は、夜、寝ている間にお口の中でどんどん増えてその危険性を増していきます。寝ている間はだ液がほとんど出ないので、原因菌が洗い流されることなく、菌にとって住みやすい環境が整ってしまうのです。朝起きた直後に 口が臭うのは、このことが原因と考えられています。
だ液は、天然のリンスと呼ばれるほど、お口の中で重要な役割を担っています。私たちはお口の中にだ液があることで、虫歯や歯周病をある程度防いでいます。だ液は、食べ物を良く噛んだり、おしゃべりをするなど、お口を刺激すると出てくるので、寝ている間はどうしても、だ液の分泌が少なくなってしまいます。
また、食後はお口の中が酸性の状態となっているので、食事を終えてすぐに歯を磨くと歯を傷つけやすいと言われています。
これらを踏まえると、歯磨きは「夜寝る直前」と「朝起きて朝ごはんを食べる前」に行うのが効果的かも知れません。
毎日がんばって歯を磨いても虫歯ができてしまう人は、一度、このタイミングで歯磨きを続けてみて効果を試してみてくださいね!