こんにちは(^ ^)
岡本歯科ロコクリニック院長の池澤慎哉です!
今日は、『入れ歯の手入れ』について、お話ししたいと思います(^ ^)
入れ歯の手入れなのですが、知っておいて頂きたいポイントは2つです!
①洗浄の仕方、タイミング
②保管の仕方
です!こういったことを間違えると入れ歯に傷が入り、菌が繁殖しやすくなったり、場合によっては入れ歯にカビが生えることもあるので要注意なのです!
では、順番にお話ししていきますね(^ ^)
まず、①洗浄の仕方、タイミングについてです。
洗浄のタイミングなのですが、基本的には食事の度に洗い流すのが理想と言われています。そのときにできれば、流水下で歯ブラシを使うといいとされています。
ここで知っておいてほしい重要ポイントがあります!それは綺麗にしようと思って、普通の歯磨き粉を使って磨くことは絶対しないということです!
『えっ?!綺麗になるし、においも取れそうだし、いいんじゃないの?』と思われることが多いのですが、これが大問題なんです。
なぜかというと、普通の歯磨き粉には汚れを落としやすくするために、『研磨剤』が含まれています。これは歯よりも柔らかいので、歯が削れることはほとんどありませんが、入れ歯のようなプラスチックよりは硬いために入れ歯が削れてしまうのです。
そうなると、入れ歯に多くの傷が入ってしまい、余計にばい菌が繁殖しやすくなってしまうのです。そのため、歯磨き粉を使いたいという場合は、入れ歯専用の歯磨き粉(研磨剤不使用のもの)を使うべきなのです。(下の写真のようなものです)
ですので、僕たちも入れ歯には歯磨き粉を使わないでくださいと説明しています。歯ブラシだけでも十分汚れは取れますからね!
歯ブラシも入れ歯専用のものを使ってもらうとより汚れが取れやすくていいと思います。下の写真のようなものです。
そして、入れ歯安定剤を使ったときなのですが、粘着力が強いものに関しては歯ブラシではなかなか取れない場合があると思います。そういうときは、少し温かいお湯で洗浄してみてください!割と綺麗に取れることが多いのです。温度で安定剤が溶けるんだと思います。そうすれば、楽に綺麗になるので、おススメですよ(^ ^)
では、次に②の保管の仕方について、説明したいと思います。
基本的には夜間は下の写真のように、洗浄した後に水や洗浄剤に浸けて保管するべきと言われています。
と言っても、こんなに水をこぼすようには入れないでくださいね!笑
この写真は特殊な訓練を受けている人がやっているため、水が溢れてないだけです!(良い子は真似しないでね)って、ほんまかいな?笑
と、まぁ冗談はさておき、まれに寝るときも、はめたまま寝た方がいい患者さんもいます!
どんな方かと言うと、残っている歯の位置によって起こるのですが、自分の歯で自分の歯を動かすような力を掛けてしまっていて、歯周病を悪化させているようなときです。
基本的には歯科医師の先生に診てもらって、自分はどっちがいいのかということを診てもらう必要があるので、わからない場合は一度、歯科医院を受診することをお勧めします!
勝手な判断で保管してしまうと、せっかく残っている自分の歯が抜けてしまうこともあるので、早めに相談に行った方がいいですよ(^ ^)
と、こんな感じなのですが、これ以外にも入れ歯に関しての質問があれば、いつでも受け付けています!
電話でもいいですし、来院して頂いても構いませんので、何か気になる方はご相談くださいね(^ ^)
お待ちしています!