ビタミンCのお話②

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
さて、前回ビタミンCのお話をしましたが、その続きです。
ビタミンCを手軽にとる方法を考えると、そこで初めて、ビタミンCの「サプリメント」が登場してきます。
まずは、ドラッグストアに足を運んでみましょう。
たいてい1粒や1カプセルが500㎎くらいのサプリメントが、数種類置いてあると思います。
コンビニでも、ビタミンCサプリが置いてあったりします。
しかも、驚くくらいの安価で売っています。
「1~5gのビタミンC摂取しようとすることは意外と容易である」ことに気が付くと思います。
安価な理由として実はその製造国が記されていないことにあるのですが、とりあえずはビタミンC摂取の準備が整いました。
摂取量について、始めは1日1g(1000㎎)程度で十分だと思います。
1日に2g以上摂取すると、大半の方が下痢をしたりお腹を壊したりしますので、1日1gとしておきましょう。

では、どのように摂取したらよいと思いますか?
実はこの「摂取の仕方」がキーポイントになります。
仮に1日1回朝食後に、1gのサプリメントを飲んだとしましょう。
するとビタミンCの血中濃度が上昇し始めます。
そして、「ある値」にまで達するとそれ以上の血中濃度にはなりません。
これを「定常状態」といいます。
そして、その後は数時間もするとビタミンCの血中濃度はほぼ0になります。
つまり、1度にたくさんの量のビタミンCを摂取しても、ほとんどが尿として流れ出てしまうことになります。
今度は1日に3回に分けて1000㎎のビタミンCを摂取すると、1日に3回ビタミンCの「ある値」になるピークが得られる頻度が増すことになります。
恩恵を受ける頻度が3倍になるのですから、1日3回に分けて摂取する方が望ましいでしょう。
しかし、今度はどうしても避けて通れない「壁」が出現します。
1日3回も摂取することが「なかなか大変」なのです。
では1日3回という内服を、意識しないで摂取する方法はないものでしょうか。

それは、「ビタミンCの入ったのど飴を舐めること」です。

これならば気分転換としての摂取が手軽であるし、のど飴ですからのどや頭がスッキリするので、今の時期にはとても良いのではないかと思います。
身近にある気軽なビタミンC摂取から始めてみませんか?
ただし、飴をなめたら歯磨きを忘れずに。キシリトールのものにするのもいいかもしれませんね。

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