歯茎から出血!6つの原因とすぐ試せる3つのケア

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
みなさん最近、歯磨きをする度に、出血がある!歯茎から膿や血が出ている!朝起きると口の中がネバネバする!など、お口の中の変化に気が付いているのに、そのまま放置していませんか?今回は歯茎から出血するいくつかの原因や、その対処方法についてお話していきます。
歯茎から出血する、約90%の原因は「歯周病」です。まず歯周病が原因となる出血について、またその他の出血の原因についてもふれていきたいと思います。
歯茎からの出血は、歯周病の最も分かりやすいサインです。歯周病の初期は、自覚症状が殆どなく、歯茎が赤く腫れる歯肉炎になります。放置しておくといつのまにか炎症が強くなり、歯茎から膿や血が出たり、口臭を伴います。ブラッシング時に頻繁に出血するようになったら、かなり歯周病が進行しているかもしれません。
歯周病以外の出血する原因もご紹介します。
①ブラッシング時など、ホームケアによる出血
間違ったブラッシング方法や、自分のお口に合っていない、歯ブラシや歯間ブラシなどを使用して、出血する場合があります。歯茎に炎症がある時に、硬い歯ブラシを使用し、症状を悪化させてしまったり、歯間ブラシを無理やり入れることにより、歯肉に傷が付き、出血の原因となることもあります。
②生活習慣による出血
生活習慣では、主にタバコが原因となって、血流が悪くなり、歯茎に炎症を起こし、出血しやすい状態になります。喫煙する人は、喫煙しない人に比べ、歯周病にかかりやすく、症状の悪化にもつながります。
③ホルモンバランスの変化による出血
妊娠中や更年期など、女性ホルモンバランスの変化により、歯周病が悪化し、歯茎から出血しやすい症状となります。
④薬による出血
抗血小板薬や、抗凝固薬を飲んでいると、歯茎から出血が見られることがあります。この薬の効果である血液をさらさらにし、血液の流れをよくすることから、血が止まりにくいという症状も出ることがあります。降圧剤を飲んでいる場合も、歯茎に影響が出て、出血の原因となることがあります。
⑤病気が原因となる出血
血友病や、白血病、再生不良性貧血、血小板減少性紫斑病、ネフローゼ症候群などの病気の症状として、歯茎の出血があります。歯茎の腫れもないのに、出血が続いている。ブラッシングで傷が付き、出血が止まりにくい、などの症状がある場合は、稀に重大な病気の可能性があります。

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