神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
みなさんの中で、口を開けた時に銀歯が見えるのが気になる、保険で奥歯に白い被せものを入れたい‥ という方は多いと思います。
今日は、保険でできる白い被せもの「CAD/CAM冠」についてお話してみようと思います。
CAD/CAM冠というのはハイブリッドレジンというレジン(プラスチック)にセラミック(陶材)の粉末を混ぜ合わせた材料でできています。以前は保険適用外でしたが、数年前から保険適用になっています。
従来から保険適用である素材のレジンより、セラミックが入っていることで丈夫になっています。金属を使わないので、金属アレルギーの心配がありません。セラミックなどの保険外のものに比べると劣りますが、周囲の歯の色に合わせることができ審美性に優れています。
ただし、どの歯にも入れられるわけではないので注意は必要です。
適用できる箇所は。。。
・上下顎小臼歯(前から4、5番目の歯)
上下顎小臼歯に保険適用の被せものは、金属冠(銀歯)、レジン冠、CAD/CAM冠の3種類です。
・上下顎第一大臼歯(前から6番目の歯)
上下顎の左右第二大臼歯(7番目の歯)が全て残存し、過度な力が加わらないことが条件です。
今までは下顎の第一大臼歯のみの適用でしたが、今年の4月の保険診療報酬改定により、上顎の第一大臼歯も適用になりました。
大臼歯に保険適用の被せものは金属冠と部位によってCAD/CAM冠です。
・金属アレルギーの方
金属アレルギーの方は小臼歯に加え、第二大臼歯が全て残っていなくても、上下顎大臼歯(6、7番目の歯)が保険適用になります。
医師の診断書が必要です。
ロコクリでは、患者さんのご意向に合わせて歯の状態、噛み合わせ、歯ぎしりなどの癖などを見て、適切な被せものを提案させていただきます。
もちろん予算が許すのであれば、自費のセラミックにはセラミックの良さもありますので、選択肢のひとつとして考えていただければな、と思います。
CAD/CAM冠の作製は、口腔内で形を整え、型採りをします。
型採りしたものを模型にし、コンピュータで3次元データとして読み込み、設計を行い、専用の機械でハイブレッドレジンのブロックを削り出します。最後に調整と研磨をして完成です。
ロコクリの診療室で行う患者さまの治療は、他の被せものを入れる時と変わりませんのでご安心くださいね。
奥歯を白い歯にしたいとお考えの方はロコクリまでご相談ください。