神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、
阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックブログです(^^)
今回は、『舌』の大切さについて書きます。
それでは、質問です!
そもそも、舌の機能とは何でしょう?
と聞くと、普通は
『味を感じるためのもの』
と思われるのではないでしょうか?
それはもちろん、正解です^_^
ただ、それだけではなく、他にもいろいろと重要な機能を担っています。
例えば、話すことです(^ ^)
実際にやってみてほしいのですが、舌を上顎につけずに、『タ』や『ラ』の発音ができますか?
なんとなく言えたとしても、綺麗な発音にはならないと思います(ToT)
つまり、話すことにもかなり重要な器官なのです!
ちゃんと発音ができないと、相手に聞き取ってもらえないので、コミュニケーションがうまく取れなくなります。
それって、かなりつらいですよね?
そうならないためにも、舌を使えるようにしておくことはとても重要なんです(^ ^)
また、食べることにもかなり使われています!
味わうだけではなく、食事自体に使われているのです。
物を歯があるところに運んだりもしますし、
なによりも重要なのは、飲み込むときです。
これも実際に試してもらえればわかるのですが、
まずツバを溜めてもらって、舌を上顎に付けないようにして飲み込んでみてください。
うまくできないですよね?
これって、普通できないのです。
ということは、舌の動きが悪くなると誤嚥(飲み込みが悪くなり、食道ではなく気管に食べ物や飲み物が入ってしまうこと)が起こってしまい、
高齢の方であれば、その中に含まれる細菌やウイルスに身体が負けて肺炎を起こしてしまうこともあります。
それがまさに誤嚥性肺炎と呼ばれるものです。
こうなると、入退院を繰り返して、どんどん弱っていきます。
歩けていた人が歩けなったり、ひどい場合は寝たきりになることもあります。
そうならないようにするためにも、
舌のトレーニングが必要なのです。
訪問歯科でも、よく指導させていただいています。
舌のトレーニングについては、次回のブログで書いていこうと思います(^ ^)