歯の神経ってめちゃくちゃ大事です!②

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
今回も引き続き、歯の神経のお話をしていきたいと思います。
では、歯の神経を抜くとどうなるのでしょうか?
神経を抜くと歯への栄養分が送られなくなります。つまり、歯がしんだ状態ということです。
例えば、歯がもろくなることがあります。
神経を抜くと歯に栄養が行き届かなくなり、干からびた状態になってしまいます。枯れ木がポキッと折れやすいように、神経を抜いた歯もちょっとした衝撃でかけたり、割れてしまうことがあります。歯が割れると最悪の場合、歯を抜かなければなりません。よく神経を抜くと歯の寿命が縮まると言われるのはこういった理由からです。
また、虫歯に気づきにくくなることもあります。
神経を抜いたからといってその後虫歯にならないというわけではありません。神経を抜くと虫歯になっても痛みを感じないため、虫歯がどんどん進行し、気づいたときには歯を抜かないといけない状態になっていることもあります。
他にも、歯が変色することもあるんです。
神経を抜くと歯が黒っぽく変色することがあります。前歯の神経を抜くと見た目も悪くなってしまいます。
また、治療の回数、費用がかかるんです。
神経を抜いた後は再感染しないように回数をかけて根っこの中の消毒をしたり、被せものを作っていくため、治療の回数と費用がかかります。
歯の神経を抜くのはどんな時でしょうか。
どうしても神経を抜かなくてはいけない時もあります。このような状態になる前にぜひ一度歯科医院でチェックをしてもらいましょう。
・我慢できないほどの激痛がある
・冷たいものだけでなく、温かいものにも痛みを感じる
・噛むと痛みがある
・夜寝るときにうずくような痛みがある
・虫歯で歯にあなが開き、神経が出てしまっている
・根っこの先から膿が出ている
・怪我や事故などで歯をぶつけ、神経までダメージを受けている
歯の神経を抜かなくてすむように、できることはなにがあるのでしょうか。
① 定期検診
2,3ヶ月に一回歯科医院で定期検診を受けることで歯磨きの仕方を見直したり、虫歯にならないように予防をすることができます。また、虫歯になっていたとしても早めに対処すれば神経を抜かずにすむことがあります。
② 歯磨きの見直し
虫歯にならないようにするには普段からお口のケアが大切になります。正しい歯磨きの仕方、歯ブラシ以外の歯磨きグッズの使用を心がけましょう。
③ 治療方法を真剣に考える
歯の詰め物の種類や治療方法にはたくさんの選択肢があります。歯科医師任せにせず、歯の状態をきちんと理解し、なるべく神経を残していけるような選択をしましょう。
歯の神経は一度抜いてしまうと元に戻ることはありません。神経を抜くほどの虫歯にならないよう定期検診を受け、日々のケアをしっかりしていきましょう。気になられた方は、ロコクリまでお気軽にご相談くださいね!

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