神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
みなさんの中には、「歯医者で虫歯治療してもらったのに痛みが取れなかった!」という経験はありませんか?
ロコクリにも、「他の歯医者で治療してもらったけれども痛みが取れなくて・・・」というご相談で来院される方もいらっしゃいます。
もちろん中には歯科治療に問題があるケースもあるのですが、そうではないケースもありますので、今回も引き続き、治療後の歯が痛む原因についていくつかお話していきたいと思います。
●歯と歯の間にものが詰まっているため
これは治療直後の歯に限ったことではありませんが、歯と歯の間に食べ物などが挟まりそのまま放置してしまった場合、その挟まった食べ物が腐り、細菌が繁殖して歯茎に炎症を起こします。
歯茎に炎症が起きると、噛んだ時に痛みを感じるようになり、やがて歯周病に発展していきます。
歯と歯の間に挟まったため物はブラッシングのみでは落とせないことも多々あります。噛んだ時に痛いと感じた時は、フロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間に食べ物やよごれがたまっていないか確認してみましょう。
また、歯茎に炎症が起きている場合は、食べ物や汚れを取り除いたからと言ってすぐに痛みが回復するわけではありません。 しばらくは念入りなブラッシングに加え、デンタルフロスや歯間ブラシも活用したケアを続けましょう。
●詰め物や被せ物の高さがあっていないため
虫歯治療後は、詰め物や被せ物を入れて噛み合わせの調整をしますが、この時につめものや被せ物の高さが基準よりも高かった場合、「噛むと痛い」という症状が出ることがあります。
これは、かみ合わせ全体の力がその高い部分にだけ集中して強い力がかかってしまうため、その歯を支える歯周組織(歯根膜)にも炎症が起きてしまうためです。
詰め物や被せ物の高さがあっていないために生じる痛みについては、放置していても治りません。
それどころか、放置しているとどんどん症状が悪化してしまいますのでなるべく早めに歯医者に相談するようにしましょう。 具体的な対策としては、歯科医院にて詰め物や被せ物の高さを適切な高さに調整してもらい、歯根膜を安静な状態に保つようにします。
いかがだったでしょうか。虫歯治療直後の歯が痛む場合、大抵のケースでは日がたつにつれて痛みも落ち着いてくることが多いです。
しかしながら、中には治療が必要な場合もありますので、ご自身の痛みがどのケースにあれはまるのかを確認し、対策が必要なケースは歯科医院に相談するようにしましょう。
それもよくわからない、という状態でもかまいませんので、何か気になることがあれば、細かいことでもロコクリまでお気軽にお問合せくださいね!!