神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
今回も引き続き、大人の虫歯について詳しくお話していきます。
大人虫歯になりやすい人の特徴はどんなものでしょうか。
① 治療済みの歯が多い
虫歯は全部治療済みだから安心というわけではありません。治療した歯が多い人ほど要注意です。
② 歯ぐきが下がっている
歯を磨く時ついつい力を入れてゴシゴシ磨く、歯周病が進行している人は歯ぐきが下がりがちです。
③ 口の中がネバつく、乾燥している
唾液が減ると口の中がネバつく感じがします。また、糖尿病にかかっている人も唾液の分泌が落ち、虫歯ができやすくなります。
④ 間食や糖分の摂取が多い
甘いお菓子をよく食べる人は言うまでもありませんが、口さみしさによく飴を食べる、砂糖入りのコーヒーや紅茶をよく飲む、という人も要注意です。
⑤ よく噛まずに食べる
食事内容にやわらかいものが多く、あまり噛まないという人は唾液が十分に分泌されません。また、やわらかいものは歯に残りやすいため虫歯になるリスクが高くなります。
⑥ 夜アルコールを飲んで歯磨きをせずに眠ってしまう
夜に歯磨きをしないで寝るのは「どうぞ虫歯になってください」と言っているようなものです。それに加え、アルコールは利尿作用があるため、口が乾燥してしまい、余計に虫歯になりやすくなります。
⑦ 半端に埋もれている親知らずがある
歯ぐきからちらっとのぞく親知らずのある人は要注意です。
ここで、大人の虫歯を予防する対策について5つご紹介します。
① 歯磨きの仕方を見直す
・1日に最低2回は磨く
・食後30分以内に磨く
・寝る前は特に丁寧に磨く
・歯と歯の間はデンタルフロスを1日に一回通す
・フッ素入りの歯磨き粉を使う
・歯の根元は念入りに、かつソフトタッチで磨く
② 糖分の摂り方に気をつける
糖分が口の中に長時間とどまらないように、時間を決めて摂るようにしましょう。また、甘い物を食べたらお水を飲んだり口をゆすぐようにしましょう。
③ 唾液を出すことを意識する
お食事に繊維質のものも取り入れてよく噛んで食べるようにしましょう。最近はWEBやスマホの普及により、あまり喋る機会がなくなってきていることもドライマウスの原因の一つとされています。喋ることは唾液の分泌を促します。また、シュガーレスやキシリトールのガムを噛んで唾液を出すのも良いでしょう。
④ 歯科医院で定期的に検診・クリーニングを受ける
定期的に歯科医院で詰め物の下に虫歯がないかレントゲンで確認してもらったり、普段の歯磨きで取りきれない歯垢や歯石を取り除いてもらいましょう。
⑤ 半端に出ている親知らずは抜く
生えきらない親知らずを放置している人はいつかトラブルが起こる可能性が高いため、できるだけ早く抜くことをおすすめします。
大人の虫歯の特徴は「見えにくく、気づきにくい」ことです。「自分の見える範囲で虫歯らしきものがないから大丈夫」と安心せず、定期的に歯科医院を受診し、レントゲンやプロの目で悪い所がないかをしっかりと確認してもらうことが大切です。また、歯周病と虫歯は別物と考えられがちですが、歯周病が進むことによってできやすくなる虫歯もあります。今回ご紹介した虫歯の予防対策法は歯周病予防にもなります。ぜひ参考にしてみてください。気になられた方はロコクリまでお気軽にご相談くださいね!