歯肉炎のお話

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
みなさんは、歯肉炎という言葉を聞いた事はありますか?
今回のお話は、「歯肉炎」についてです。
みなさんの中にも「歯肉炎」や「歯周病(しそうのうろう)」を
聞いたことがある人がいるのではないでしょうか?
「歯肉炎」とは、「歯周病」になる手前の症状のことで、実は「歯周病」の初期段階でもあり、歯ぐきにのみ炎症が起きている状態です。(この段階では歯を支える骨には影響は及んでいません)
みなさんは『歯肉炎』にはなっていないですか?
ではここで、「私は『歯肉炎』になっていない?」チェック!
まず鏡を持って見てみましょう。
次のような症状はありませんか?
①歯茎が赤みを帯びて腫れている
②歯ブラシをした時に出血することがある
③歯ぐきがムズムズする
みなさんはこのような歯肉炎の症状はありますか?歯肉炎の段階では痛みがあまりないため、なかなか症状に気づくことができません。
歯ぐきが赤く腫れたり、出血があっても『大したことがない』と
放置をしてしまう方が多いのです。
放置をしてしまうと『歯肉炎』から『歯周病』へと進んでしまうので早いうちにしっかりとケアをすることが大切です。
ではなぜ『歯肉炎』になるのでしょうか?
その大きな原因は、歯垢、プラーク(細菌の塊)です。
細菌が歯ぐきに入ることにより、身体が菌の侵入を防ぐため炎症を起こしてしまいます。
また、全身性の因子やホルモンバランスの場合もあります。
思春期や妊娠時には女性ホルモンが増え、歯周病原細菌の中には、
女性ホルモンを栄養として増殖するものがあるため歯肉炎になりやすいです。
歯肉炎を予防・改善するには、プラークコントロールがとても大切です。
①歯磨きの徹底 初期段階なら、丁寧な歯磨きで改善ができます。
食後しっかり歯を磨きましょう。
②歯間ケアの習慣化 歯と歯の間は歯ブラシが当てにくく歯垢が付きやすい所です。
糸ようじや歯間ブラシでしっかりこすり汚れを落としましょう。
③薬用洗口剤の使用
殺菌効果のある洗口剤を使用することで、より一層の効果が期待できます。
④歯科医院でのクリーニング
歯磨きだけではなく、歯科医院に来院して機械清掃をする事によって歯肉炎の予防・改善をする事ができます。
みなさん、参考になりましたか?自分の歯でしっかりお食事ができるように歯科医院に行きお口の中を診てもらいましょう!
ロコクリではLINEでお気軽に予約を取ることもできますので、ぜひご活用くださいね♪

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