歯垢と歯石の違いのお話

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
みなさん、歯垢と歯石の違いというのはご存知でしょうか?

ロコクリで、患者さんに歯垢(プラーク)と歯石は違うのですか?とよく聞かれることがあります。みなさんはどう思われますか?
ずばり、その答えは違います!!
どう違うのか疑問に思われる方も多くいらっしゃることと思います。
まず、歯垢(プラーク)とはどんなものなのかご説明しましょう。
歯垢とは、歯周病の原因となる細菌を大量に含んだ粘着性の強い塊のことです。
歯垢は柔らかいので歯磨きで取れることが多いです。
一方、歯石とはどんなものなのでしょう。
歯石は、歯垢が長時間放置されて歯垢自体が唾液の成分と混ざり石灰化して硬く石みたいになったもののことなんです。歯石は歯垢と違って、歯の表面に強くくっついて歯医者さんに来て頂いて機械的にでないと取り除くことはできないものです。
そしてこの歯石は、歯周病の原因菌の住みかとなってしまいます。
このように、歯垢と歯石の違いを見て頂いたらお分かりになると思いますが、硬い歯石になる前の歯垢の状態で、しっかりと日々の歯磨きで歯垢を除去することが大切です。
毎回歯医者に行くと歯磨きの仕方を口うるさく言われるのは、歯周病の進行を食い止めるには、日々の歯磨きがやはりとっても大事なことだからです。
特に歯石は、表面に小さな穴が開いていて歯周病の原因菌の住みかとなってしまっています。
ですから、歯石ができてしまうと歯ぐきが腫れ、歯周病になってしまうことがあるんです。
そしてそんな歯周病をそのままにしておくと、歯を支えている骨が溶けてしまって、歯の支えがなくなり自然に歯が抜けてしまうこともあります。考えるとおそろしいですよね。
歯周病は軽度だと痛みが出ないこともあり、気付かないうちに進行してしまい、歯ぐきが腫れたり膿が出たり痛みが出てからでないとご自身で気付かないということもあります。
歯周病は進行してしまうとその分治療も難しくなるので、歯周病にすでにかかってしまっている方はそれ以上進行させない!
歯周病になってない方はまず歯周病にならない様に予防する!ことがとても大事です!!
そのためには、歯医者での定期検診(メインテナンス)をオススメします。ご自身の日々の歯磨きだけでは落ち切れていないお口の汚れをしっかりと綺麗にして、お口も健康に過ごしましょう!最近歯医者さんに行けていないなという方は是非ロコクリにご連絡くださいね(^^)

 

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