神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
前回に引き続き白い歯を守るために、食後のメインテナンスで気をつけるべきことをお話したいと思います。
前回色がつきやすい飲み物をご紹介しましたが、食べ物はどうでしょうか。
・チョコレート : チョコレートに含まれるカカオマスポリフェノールも着色汚れの原因となります。抗酸化作用があるので美容目的に摂取する人も多いようですが、食べ過ぎは禁物です。
・カレー : カレーに含まれるターメリックは、和名ではウコンと呼ばれるスパイスで、天然の着色料として用いられています。カレーが黄色なのは、ほとんどターメリックによるものです。すぐに歯を磨けば特に問題はないのですが、放置すると歯に黄色が沈着してしまいます。
この他にも歯に色がつきやすい食べ物・飲み物はありますが、共通点として「ポリフェノールが含まれている」「着色料を使っている(天然を含む)」という傾向があります。健康にいいと言われるものでも、それが歯にもいいとは限りません。摂取のしすぎにはくれぐれも注意してください。
このように着色汚れの原因となる食べ物・飲み 物を見ると、身近なものだと分かります。しかし、歯に色がつくのを避けるためだけに「コーヒーは絶対に飲まないでください」「一生カレーを食べないでください」と言われてもとても無理な話で、重要なのは、歯に色がつきやすい食べ物・飲み物との「正しいつきあい方を知ること」です。これらのものを口にした場合でも、食後に以下のようなメインテナンスを心がけることで着色を抑えることができます。
①歯を磨く
最も確実なのは「歯を磨く」ことです。原因となる色素沈着物が口内に長時間残っていると歯の着色は進み、やがて歯磨きでは除去できない頑固な汚れとなってしまいます。飲食をした後はなるべく早く歯磨きをするようにしてく ださい。
②水でうがいをする
お茶やコーヒーを飲むごとに歯磨きをするのは大変です。また、外出先でなかなか歯を磨けないということもあるでしょう。そのようなときは、水でうがいをするだけでも着色を抑えることができます。
「寝る前に歯を磨く」という方も多いかもしれませんが、口の中に色素沈着物がある時間が長いほど、色が定着しやすくなってしまいます。キレイな歯を維持するためにも、こまめな歯磨き・うがいを心がけてください。
気になられた方は、またロコクリで聞いてみてくださいね♪