こんにちは(^ ^)
岡本歯科ロコクリニック院長の池澤です!
今日は『抗生物質』について、お話ししたいと思います。
皆さま、抗生物質と言われて、何をする薬かわかりますか?
意外となんのために飲む薬なのか、わかっていらっしゃらないケースがあります。
そのため、今回は簡単にそのことについて、説明させて頂こうと思います!
まず、歯科医院で出させる薬でメインとなるのが、『抗生物質』と『鎮痛薬』です。もちろん、他にも口内炎の薬や、口唇ヘルペスなどに対する抗ウイルス薬などもあります。
今回はメインとなる薬の1つ『抗生物質』についてです。
まず、『抗生物質』が何をする薬なのかってことなのですが、細菌を殺したり、大人しくさせるための薬だと思ってください。
薬の種類によって、いろんな作用があるので一概に殺すとは言い切れません。
一般的に出されているのが、ペニシリン系やセフェム系と呼ばれるもので、他にもマクロライド系やテトラサイクリン系など、様々なものがあります。
基本的に、口の中で痛みや腫れが出る場合、細菌の感染によって起こるので、これらの薬でその原因となる細菌を倒すことで症状を取ります。
基本的には、身体の持ってる免疫力で細菌を抑え込んでいるのですが、身体が弱ってしまったり、細菌が増えすぎてしまったときは、身体が負けてしまうので薬の力を借りて治していくのです(^ ^)
つまり、薬にだけ頼ってればいいってもんでもないってことです!
やはり、まずは身体ですね!
免疫力が高まるように、普段から規則正しい生活をしておくことをオススメします。
そして、抗生物質は必ず処方された分は飲みきることが大事です!中途半端に飲むと、薬剤耐性菌といって、その抗生物質が効かなくなるような細菌が生まれてしまいます。(菌が進化する感じです。)
こうなると、それ以降抗生物質が効きにくくなるので、非常に困ります。ですので、必ず飲みきること、そして不用意に抗生物質に頼りすぎないことも耐性菌を作らないためには重要です。
また、よくある副作用として、お腹をくだすというものがあります。
これは、大腸菌にも作用してしまうからです。
ある程度は仕方ないと思ってもらってかまいませんが、ちょっと異常だなと思ったときは、すぐに医師の診断を受けることをオススメします。
また、アレルギーなどの症状が出る場合もあるので、そのときもかかりつけのお医者さんがいらっしゃれば、相談いただければと思います。