こんにちは(^ ^)
岡本歯科ロコクリニック院長の池澤です!
今日は金属アレルギーについて、書きたいと思います(^ ^)
金属アレルギーの方って、意外と多いもので、歯科治療に携わっているとけっこう出会うことが多いです。
もちろん、アレルギーの度合いはそれぞれです。
金属アレルギーだからと言って、全てがダメというものでもないようです。
僕の経験にはなるのですが、過去にこんな方がいらっしゃいました。
右下にブリッジと呼ばれる三本繋がった被せが入った女性だったのですが、数ヶ月後に『肌が荒れすぎて困ってます。皮膚科に行ったら『歯医者が原因』と言われたとのことでした。
僕が診たところ、他にも同じ種類の金属が入っていたので、『金属アレルギーではないと思いますよ?』と伝えました。
普通、アレルギー物質があればアレルギー反応が出るはずだからです。つまり、もしその金属にアレルギーがあるならば、すでに出ているはずなのです。それが出てなかったので、そのように答えました。
ところが、『絶対にこれです。これを入れてから、こうなりました。』と仰っるので、『治らないかもしれませんが一度やってみましょうか?』と話し、外すことにしました。
そして1週間後の経過観察で来られると、なんと顔の皮膚が綺麗に戻っていたのです。
そのときに、僕はあることに気付きました。
金属アレルギーというものは、そばアレルギーなどとは違って、全くダメという人ばかりではなく、人によって許容量に差があるものなんだろう!ということです。
つまり、4本までは何もなかったからアレルギーではないと思っていたが、5本目で許容量を超えて症状が出てしまうことがあるということです。
これは、もしかするとすべてにおいて言えるのかもしれません。
ということは、身体にアレルギーの原因になりうるもの(アレルゲン)が多いほど、その他のアレルギーも出やすい状態かもしれないということです。
たしかに金属アレルギーがある人は、他にも花粉症やアトピーなどのアレルギー症状を伴うことが多いです。
ですので、僕は口の中から金属を減らすことが全身の健康にも影響を及ぼすと考えています。
そういうこともあり、できるだけ金属を使わない治療をしています。
すべての方がより健康になるサポートをさせて頂けたらと思っています(^ ^)
もし、何か気になることがある方は遠慮なく仰って頂ければと思います。