妊娠中に食べたほうがいいものってなに?

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
みなさん、妊娠期に摂取したほうがよい食品についてご存知ですか?
妊娠中というのは体調の変化もあり、悪阻などもあってなかなか大変ですが、バランスの良い食事を心がけること、酸性の飲料は控えることがやっぱり大事です。妊娠中の母親の栄養不足というのは母体および胎児にも悪影響を及ぼすため、まず毎日バランスの取れた食事をすることが大切です。歯の形成に必要な栄養素をあげるとすると、タンパク質、カルシウム、リン、ビタミンA・C・D、フッ化物になります。カルシウムは歯の石灰化を助け、ビタミンAはエナメル質、ビタミンCは象牙質の形成に関与します。また、ビタミンDはカルシウムの代謝や石灰化に影響し、フッ化物は歯を強化します。そして、赤ちゃんの歯を丈夫にするには、これらの栄養素をバランス良く摂取する必要があります。
では、各栄養素を多く含んでいる食品はどんなものでしょうか。ここでご紹介したいと思います。
①タンパク質ー肉類、卵、魚介類、だいず、牛乳、豆腐、チーズ
②カルシウムー魚介類(干しえび、いわし)、こんにゃく、チーズ、えんどう
③リンー魚介類(いわし、さくらえび、さば)米ぬか、小麦麦芽、卵、ごま、チーズ
④ビタミンAー肉類(ぶた、にわとり)、魚介類(うなぎ、あゆ、ぎんだら)、卵、のり、にんじん、ほうれんそう、わかめ
⑤ビタミンCーアセロラ、ピーマン、ゆず、キウイ、ブロッコリー、緑茶
⑥ビタミンDーきくらげ、魚介類(かつお、いわし、さけ)、卵

この一方で、妊婦さんの歯を健康に保つためには、バランスの取れた栄養摂取に加えて、口腔環境への配慮も大切になってきます。妊婦さんによっては、嗜好が変わって酸っぱいものを好んだり、つわりによって口腔内が酸性になったりします。口腔内が酸性になると歯の脱灰を生じやすくなり、う蝕のリスクを上昇します。そのような場合には、酸性の飲料水は控えて、中性である水や牛乳、麦茶などを飲むことをおすすめします。さらに野菜やナッツ類などの食物繊維を含む食品は咀嚼時に歯面を機械的に清掃し歯肉の血行促進を促すので、歯周組織の健康に寄与してくれます。
少しでもこのようなことを頭に入れて、出来る範囲で取り入れて、お母さんも生まれてくる赤ちゃんも健康に過ごせるといいですね。ロコクリでは小さなお子さんの歯の健診もおこなっています。生まれてきて、歯が生えてきたら、しっかりと歯医者さんで定期健診を受けましょう♪

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