気になりませんか?プロの歯ブラシの選び方(by LION)

こんにちは、岡本歯科ロコクリニック院長の池澤慎哉です。
突然ですが、皆さんは歯磨きするための製品をどのように選ばれていますか?明確な基準を持って選ばれているでしょうか?
このような基準というのは、歯医者で働いているスタッフですら、実はあまりもっていないという現状があるのです。
明確な基準を持っていたとしても、日々研究が進み、僕らでさえ知らないような最新の製品も次々と出て来たりします。ですので、私たちロコクリのメンバーも知識をアップグレードしていかないと皆さんにより良い情報をお伝えできない!ということで、今回LIONさんの歯科衛生士の先生に岡本まで来ていただき、みんなで勉強させて頂きました。
非常に楽しいお話ばかりで、歯ブラシも皆さんが少しでも楽に磨けるように改良されていたり、フロスにしてもまさかの材料を使うことでより効果的になったりと面白い内容でしたので、こちらのブログでも共有させていただこうと思います。
LIONさんと言えば、システマなどの歯ブラシが有名です。CMでも取り上げられているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?実は、こういう歯ブラシ一つ作るにも、様々な研究をされているんです。企業の方々も、国民の皆さんのために、すごい努力をされています。有難いことですね!

それでは、早速内容に入りましょう。まず、歯磨き習慣なのですが、毎日歯を磨く人って何%ぐらいだと思われますか?
そして、1日に2回以上歯を磨く人は何%だと思いますか?
正解は、この写真の通りです。

 

 

 

 

3%の方が磨いていないことにも驚きですし、4人に1人は1回しか磨いていないということになります。
仕事の事情であったり、家庭の事情もあるので、仕方ないことも多いにあります。では、そういう方々は歯磨きができていなくて仕方ないのでしょうか?
そんなことはありません。そういう忙しい方がより簡単に磨けるような歯ブラシがLIONさんにはあるのです。岡本歯科ロコクリニックにも置いていますが『genki』というシリーズがそれに当たります。下の写真の歯ブラシがそれに当たります。

 

 

 

これは、歯ブラシ部分が大きく作られていて、一見大きくて口に入らないと思ってしまったり、磨きにくそうという印象を僕たちのような歯科医院で働くスタッフでさえ思ってしまうのですが、いざ使ってみるととても簡単に楽に歯をツルツルにできることに驚きます。そして、毛先もしっかりしているので、歯茎の中にもしっかり入ってくれて歯周病にもいい感じです(^ ^)
また、この『genki』は一気にたくさんの部分を磨けるので、先程も述べたように時間がない人も楽に磨けるのでいいのですが、手が不自由な方や力が入りにくい方でも簡単に磨けるというメリットがあります。
『うちのおじいちゃんが歯磨きが苦手で困ってるのよ〜』という方の歯磨きが劇的にうまくなったりします。コンパクトなヘッドの歯ブラシがいいって聞いたから、家族みんなそのタイプのものを使っているのというのであれば、なおさらかもしれませんね。

『大きい歯ブラシだと奥の方に届きにくい気がするわ』という方には、『Systema』がオススメだそうです。歯周病ケアのスタンダードブラシとして開発されたとのことなので、歯茎のケアもやりやすいそうです。
さらに、一歩進んだ歯周病ケア用の歯ブラシとして、『Systema AX』が開発され、最近発売されています。今よりももっと歯周病対策をしたいという方にはオススメですよ!
ということで、歯ブラシをまとめてみると次の写真のような感じになります。

 

 

 

ここからは補助器具の内容に入っていきます。
早速、質問です。どれぐらいの方がフロスを習慣化しているでしょうか?

なんと、普段からしている方は、10%程度しかいないそうです。アメリカでは、70%以上の方が習慣化しているそうなので、すごい差がありますよね!日本でも、小学生に学校でフロスを習慣付けたところ、52%に定着したというデータもあるので、早めに習慣にするのがいいのかもしれませんね!

歯間部の汚れはこういう補助器具でしか磨けないので、やはり大事になってきます。LIONさんでは、このフロスの糸の素材に、『テクミロン』という繊維を使用しているものがあるのです。それが下の写真の『ウルトラフロス』です。

 

 

 

 

普通のフロスは『ポリエチレン』を使っていることが多いので切れやすかったりするのですが、この『テクミロン』は防弾チョッキなどにも使われているもので耐久性に優れているので洗浄して繰り返し使えたりします。耐久性は普通のフロスの3〜5倍とも言われています。また、摩擦抵抗が少ないため狭い隙間にもスムーズに入ります。

また、唾液で膨らむフロスもあります。それがこの『エキスパンディングフロス』です!

 

 

 

 

唾液でフロスが膨らむことにより、より広い面積のフロッシングが効率的に行えるということです。感触もソフトなので、初心者の方が嫌がる指の痛さもでにくいようです(^ ^)

最後に歯磨き粉の量について、説明して終わりますね!歯磨き粉は、年齢によって量を変えることが大事になります。多すぎても泡ばかりになって磨きにくいし、少なすぎても効果が薄まったりしますので、そういうことにも注意が必要なのです!下の資料を参考にしてくださいね!

今回は以上です(^ ^)

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