誤嚥性肺炎を予防する!舌を鍛えるトレーニング

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、

阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックブログです。

今回は、『舌のトレーニング』について書いていきます!

ご存知の通り、前回は『舌』の重要さについて書きましたが、覚えてますか?

舌の機能は、

味を感じるだけではなく、

話すことや食べたり飲み込んだりすることにも

大変重要な役割を担っているということでした!

そして、舌の機能が弱ってくると、

飲み込みが悪くなり、

食べた物や飲み物が本来の食道ではなく、

気管に入ってしまい、

それらに含まれている細菌やウイルスが肺に届いて、

炎症を起こしてしまいます。

これが『誤嚥性肺炎』と呼ばれる病気です。

この病気の怖いところは何かと言うと、

熱が出てしまうので、基本的に入院になってしまいます。

そして、入院するということは、

ベットで寝たままの状態で過ごさないといけないということでもあります。

そうなると、今まで歩けていた人や、立ったり座ったりぐらいは出来ていたという方でも、

筋肉が落ちてしまい、出来なくなってしまうことがあるということなのです。

ご自宅に戻られてからの介護も、より大変になってしまいます。

そして、一度でも誤嚥性肺炎で入院された方は、

繰り返すことも多いのです。

悪循環ですよね?

だからこそ、そうならないようにするために、

舌のトレーニングを普段から、

しておく必要があります!

今回は、様々なトレーニング法の中から、

僕がオススメする簡単な方法を2つご紹介させていただきます(^ ^)

①パタカラ体操

②あいうべ体操

まず、①のパタカラ体操ですが、

これは主に飲み込むときの筋肉を鍛える体操です。

他にも、唾液の分泌促進の効果もあると言われています。

やり方なのですが、

パパパパパ、タタタタタ、カカカカカ、ラララララ

と同じ文字を5回ずつ、

さらにそれを3セット行います。

そして、

パタカラ、パタカラ、パタカラ、パタカラ、パタカラ

5回言います。

どれもハッキリと大きく発音します!

簡単ですよね?(^ ^)

次に、②のあいうべ体操です!

これは、口呼吸を鼻呼吸に戻すトレーニングなのですが、舌を鍛える体操です(^ ^)

次のように行います。

(1)「あー」と口を大きく開く

(2)「いー」と口を大きく横に広げる

(3)「うー」と口を強く前に突き出す

(4)「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす

(1)(4)を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続けるといい感じです(^ ^)

開発された先生によると、食後がオススメだということです!

特に舌を前に思いっきり出すつもりでやってみてください!

今日は以上です(^ ^)

 

おすすめ記事

  1. 銀歯が気になりませんか?
  2. 「ミキサー食」「ソフト食」とは?
  3. 意外と知らない歯のエナメル質とは??②
  4. 麻酔で気分が悪くなる??
  5. 高齢者の方は虫歯をしっかり治療するべきなんです!①
  6. 乳歯のお話
  7. 岡本歯科ロコクリニックで扱っている歯磨き粉について
  8. しっかり噛めないお子さんの食事のお話

関連記事

  1. 「根面う蝕」ってご存知ですか?②
  2. 舌のケアについてのお話
  3. 歯が黒いのが気になっていませんか??
  4. 鼻咽頭疾患と口腔習癖の関係
  5. 根治って時間がかかる?
  6. 詰め物をつけた後に歯がしみる、痛みを感じるのはなぜでしょう?
  7. 岡本歯科ロコクリニックの『歯間ブラシとフロス』の話
  8. 噛むことの大切さ
医療法人社団 咲生会
岡本歯科ロコクリニック


〒658-0072
神戸市東灘区岡本1丁目8-2
アーベイン岡本3階
・阪急 岡本駅より徒歩2分
・JR摂津本山駅より徒歩2分
 
TEL:078-224-5372 / FAX:078-224-5373
> 個人情報保護方針
 

最近の記事

PAGE TOP