意外と知らない歯のエナメル質とは??②

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
みなさんは、歯のエナメル質というのをご存じでしょうか?引き続き、歯のエナメル質とはどのようなものなのか、エナメル質を健康に保つにはどうすれば良いのか、という点にスポットを当ててお話していきたいと思います。
エナメル質にダメージを与える要因としてはどんなものがあるかの続きをご説明しますね。
②異常な噛み合わせの力
歯ぎしりや食いしばりがあると、歯のエナメル質に亀裂が入ったり、歯のエナメル質を異常にすり減らせてしまったりする原因になります。さらにこれらが原因となり、歯の内部に細菌が侵入しやすくなって、虫歯を作る原因となります。また、硬いものを好んで頻繁に食べるような場合にもエナメル質は破壊されやすくなります。
③強すぎるブラッシング
過剰なブラッシングや、力を入れすぎてのブラッシングといったことは歯のエナメル質を傷つけて、すり減らせてしまうことがあります。
それでは、歯のエナメル質を健康に保つための方法はどんなことがあるのでしょうか。
まず、口の中を酸性にさせないということ。
歯のエナメル質を溶かさないために、間食を控えて口の中を酸性に傾けない、酸性の飲食物を取り過ぎないようにしましょう。また、唾液を多く分泌させることも大切です。唾液は酸によって溶かされ始めた歯の表面を補修してくれる働きがあります。おすすめなのはキシリトールのガムで、唾液の分泌を促しつつ、虫歯菌の活動を弱める働きをしてくれます。
そして、正しい方法での歯磨きをすること。
酸を作り出す虫歯菌を減らすために、歯磨きをすることはとても大事です。しかし、頻繁にやりすぎたり、力任せにゴシゴシ磨くと、エナメル質に傷つけてしまうため、歯磨きは1日に3回、毎食後に優しい力で磨くようにしましょう。
また、フッ素をうまく活用すること。
フッ素は歯の表面に作用して、「フルオロアパタイト」という構造を作り出し、歯の表面をより強くしてくれます。フッ素入りの歯磨剤やフッ素ジェルを使ったり、歯科医院でフッ素塗布をしてもらったりして、歯を強化しましょう。
① 硬いものを控えるということもひとつです。
飴や氷などのような硬いものをガリガリ噛んだりすると、歯のエナメル質に亀裂を作る原因になりますので極力控えるようにしましょう。
また、歯ぎしりにはマウスピースで保護することもできます。
歯ぎしりや食いしばりをしている人は、自分でコントロールが難しいため、歯科医院で就寝時のマウスピースを作ってもらい、装着しましょう。スポーツで食いしばって歯に力がかかる人もスポーツ用のマウスピースの使用について相談してみると良いでしょう。
歯を大切に長持ちさせるためには、まずはエナメル質を傷めないことが大切です。ぜひ参考にしてみてください。気になられた方はロコクリまでお気軽にお問合せくださいね!

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