タイトル:歯ぎしり食いしばり
神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
最近お問い合わせの多い歯ぎしり・食いしばりについて歯科医院の視点からご説明いたします。
皆さん「たかが歯ぎしり・食いしばり」と侮っていませんか?
歯ぎしりは実に様々な悪影響を身体中に与えているのです。
主な症状をあげてみると・・・
・あごの痛みや重苦しさ
・歯の噛み合わせ面の摩耗
・歯の根元が削れてくる
・歯が欠ける
・折れる
・銀歯などの詰め物が取れる
・歯周病が進行する
・口内炎や舌の炎症が起きやすくなる
・顎関節症の発症
・顔貌の変化(エラが張る)
・頭痛、肩こり
・睡眠の質の低下
この通り、お口の中はもちろんですが、お口以外にも様々な部位に悪影響が及ぶのです。
歯ぎしり・食いしばりをしている事を自覚していない患者様も多い様で、歯科で食いしばりを指摘されて治療を受けたところ、「なんとなく頭が痛い」「なんとなく体調が悪い」
といった症状が改善するという事例も多々あるのです。
上記の項目に当てはまる方は歯ぎしり・食いしばりを日常的にしている可能性がありますのでセルフチェックリストとして使ってみてくださいね!
最近「歯ぎしり・食いしばりで顎が痛い」というお問い合わせが増えています。
実は歯ぎしり・食いしばりのお問い合わせは例年であれば気温が低く無意識に筋肉が緊張する冬の時期に増える傾向にあります。
ですが、今の時期にお問い合わせが増えているので、もしかりたら新型コロナウイルスの影響で心身にストレスがかかり、無意識な食いしばりをしている方が増えているのではないか」と考えています。
ストレスは歯ぎしり・食いしばりの大きな原因の一つですが、他にも不正咬合(正常でない歯並び)、むし歯等で痛みがある、枕の高さがあっていない等様々な原因があります。
不正咬合(正常でない歯並び)というのは噛み合わせが不均一であったり高さが合っていない事により不快感や異物感が生じ、歯ぎしり・食いしばりの原因になります。
また、むし歯等で痛みがあると噛みたくないところを避けて噛んでいると顎のずれが生じてしまい、歯ぎしり・食いしばりの原因になります。
あとは、意外と枕の高さがあっていなくて、特に枕が高いと睡眠中に歯がかみ合ってしまい顎に圧力がかかってしまう為、噛みしめる癖が出来てしまう場合があります。
自分は大丈夫かな?と気になられる方がいらっしゃればお気軽にロコクリでお尋ねくださいね!!!