30代から特に受けてほしい歯科検診! ②

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
仕事や私生活で忙しい日々が続いていると、口腔ケアはついつい後回しになってしまいますよね。厚生労働省の平成23年日本人の歯周疾患の実態調査によると、成人の約80%が歯肉に問題をかかえていると言われています。引き続き歯周病のお話をしたいと思います。
実は35歳の80%以上が発症しているのです。「歯周病」はなにより、メンテナンスが大事なんです。平成28年歯科疾患実態調査(厚生労働省)によると出血などの軽度歯周病から歯がグラグラする重度歯周病の有病率は日本人の35歳から3人に2人といわれており、歯周病は国民病とも言われています。この歯周病は35歳になって急に発症するわけではありません。
10代・20代から少しずつ進行し、30代の頃から口臭や出血などといった自覚症状が出始めます。歯周病の進行は個人によって大きな差があり、細菌、体の免疫力、環境の違いによって、急速に歯周病が進行してしまう人・全然悪くならない人・ゆっくりと進行する人がいます。どのタイプの人でも虫歯や歯周病を予防するために大事なのはお口の中をいつも清潔にしておくことです。毎日の歯磨きは歯垢を除去することが目的ですが、丁寧にきちんと磨けたと思っていても20~30%程度しか除去できていないのが現状です。定期的に歯科医院でプロフェッショナルケアを受けることで、歯磨きだけでは取りきれないバイオフィルム(歯周病菌の固まり)も専用の器具で除去することが出来るのです。このプロフェッショナルケアでお口の中をキレイにすることと普段の生活習慣や正しい歯磨きができるように習うことも必要です。定期的に歯科医院でメンテナンスをすることで歯周病を防ぎ、汚れをためないキレイなお口を維持、予防していきましょう!
30代の「今」リスクが高まる4つの理由はなんでしょうか。
①目立った症状がなく、放置する人が多い
歯周病はサイレントキラーと呼ばれ、初期では自覚症状がありません。
痛みなどの症状が現れるまでに長い時間がかかることが多く、炎症に気づかないまま進行させてしまいます。
痛みを感じてから歯科医院に行ったのでは、治療も大変なうえ、完治が難しく、歯を失うことになってしまいます。
歯ぐきが炎症をおこしている状態の歯肉炎を長い間そのままにしておくと重度の歯周病になります。歯周病は初期段階で適切な治療や予防をすれば防ぐことができる病気なのです。

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