神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
今回も、寝る前のリラックスタイムに飲むと歯に良くない影響を与える飲み物についてご紹介していきたいと思います。
今回も引き続き、夜寝る前に飲まないほうがいい飲み物はなんなのかご紹介していきたいと思います。
④スポーツドリンク
スポーツドリンクは健康的な感じがありますが、実は砂糖が多く含まれていますので、寝る前には避けたい飲み物です。砂糖が含まれていないスポーツドリンクもありますが、酸性度が強い飲み物ですので、歯を溶かしてしまう可能性が残っています。実際に、スポーツドリンクをこまめに摂取する長距離ランナーは、虫歯になる人が多いという報告もあります。唾液の分泌の減る寝る前は特に避けた方が良い飲み物と言えるでしょう。
⑤酢
最近、美容、健康のために酢を飲んでいる方も増えています。酢は非常に酸が強いため、歯に付着したままで放置していると、歯を溶かすことにもなってしまいます。酢を飲んでそのまま寝るのは大変危険な行為ですので、かならず歯を磨くようにしてください。
⑥炭酸水、フレーバーウォーター
味の付いていない、ミネラルウォーターに炭酸が入っているものであっても歯を溶かす危険性があります。歯はPH5.5以下になると溶け始めると言われています。市販されている炭酸水のPHは5.5以下のものが多く、寝る前に飲むとお口の中が酸性に傾き、それを毎日続けると歯が溶け出してしまう可能性があります。
炭酸水やミネラルウォーターに味がついているフレーバーウォーターは、砂糖やクエン酸が含まれていることが多いです。水だから大丈夫と考えるのではなく、ジュースの一種であると言うことを理解して注意することが必要です。
⑦アルコール
梅酒やチューハイなどは、砂糖や酸が含まれていますので、寝る前に飲むと歯に悪そうなのは簡単に想像がつくかと思います。しかし甘くないアルコール飲料も歯に影響を与えます。例えばワインは100%オレンジジュースくらいの酸性度があるため、歯を溶かしやすいと言えます。また、歯に着色しやすいという欠点もあります。ビールには砂糖が添加されていませんし、甘くもありませんが、酸性飲料ですので歯を溶かす可能性があります。
また、アルコール類の共通の特徴として「利尿作用」を挙げることができます。利尿作用がある食べ物や飲み物は上手に利用すれば良い効果もありますが、眠る前にはオススメできません。水分が尿として体内からどんどん出てしまいますので、ただでさえ乾きがちな口の中がさらに乾くことになり、口の中の細菌がより繁殖しやすくなってしまうのです。眠る前には、利尿作用がある食べ物や飲み物は避ける方が良いでしょう。