神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
今回は赤ちゃんの歯磨き方法や、歯石や歯垢が付いている場合はどのようにしていけば良いのかをご紹介します。
まず具体的な赤ちゃんへの歯磨き方法からお話します。
個人差はありますが、一般的に赤ちゃんは6~8ヵ月頃に下の前歯が生え始めます。
この頃は保護者がガーゼを指に巻き付けて歯の汚れを拭き取っていきましょう。
この時期のポイントですが、お口にいきなり物が入るのは大人でも嫌ですよね?
この時期の赤ちゃんは歯磨きよりも歯磨きそのものに慣れてもらう為の大事な準備期間です。
親子で楽しい雰囲気作りをしながら口の周りを触れていく事に徐々に慣れさせるのがポイントになってきます。
10ヵ月頃になると上の前歯も生え始めてきます。
上の前歯は下の前歯より虫歯になりやすいので、歯ブラシが使えそうなら使っていきましょう。
仕上げ磨きに使用する歯ブラシはヘッドがコンパクトで毛先が短いものを選ぶと良いですね。
歯磨きの時に一番気を付けるポイントは歯茎や上唇小帯に歯ブラシが当たらない様に指で軽く添えてあげると歯茎を傷付けてしまう心配がありません。
歯磨きの回数は1日1回が目安です。
離乳食が始まった時期からは可能なら徐々に歯磨きの回数を増やして習慣付けていきましょう。
歯ブラシを使い始めたらフッ素入りの歯磨き粉も使ってみてはいかがですか?
その場合3歳未満のお子様には500ppmのフッ素濃度のものを選んでください。
小さいお子様に歯石の様なものが付いていて歯磨きで取れない場合はどの様にしていけば良いのかをご紹介します。
小さなお子様の歯に歯石が付く事は基本的にはあまりありませんが、時々下の前歯の裏側に見られる事があります。
これは唾液腺が舌先の下側にあるからです。
歯石は、歯の汚れ(プラーク)が石灰化(硬くなったもの)したもので歯ブラシでは幾ら頑張っても取る事が出来ません。
一度歯科医院で診てもらうのがオススメです。
歯科医院を受診した際に歯医者さんよりフッ素を塗るだけで様子を見る様に言われた場合は、歯石を無理に取るよりはフッ素を定期的に塗ってもらう事をオススメします。しかし、歯石を取って欲しいのにフッ素塗布だけで終わりになると不安ですよね。でも、幼児の歯石は菌が少ないので虫歯に進行しにくいからです。
気になる様でしたら一度ロコクリにご相談くださいね!