歯に痛みを感じる原因!

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
みなさん、歯に痛みを感じると、「虫歯かな?」と疑いますよね。
でも実は、歯に痛みを感じる原因は虫歯だけではないんです!
今回は、歯痛を引き起こす原因をご紹介していきたいと思います。
●知覚過敏
冷たい飲み物を飲んだ時に痛みを感じるのが、知覚過敏です。
歯の表面はエナメル質に包まれており、その内部には、象牙質があります。
エナメル質は、歯ブラシがあたったり、冷たいものを飲んだりしても、刺激が神経まで伝わることはありません。
一方、象牙質は、受け取った刺激を神経に伝えるため、ここに刺激が伝わると痛みが出ます。
そのため、歯が欠けていたり、表面が酸によって溶けると、象牙質が露出し、痛みを感じることになります。
これが知覚過敏の原因です。
●非定型歯痛
非定型歯痛は、突発性歯痛とも呼ばれ、なんの予兆もなく突然歯痛に襲われるというものです。
非定型歯痛のはっきりした原因はわかりませんが、いくつかの説は出ています。代表的なものとしては、精神ストレス説と神経因性説があります。
精神ストレス説とは、精神ストレスを感じることで、歯痛が引き起こされるという説です。
精神ストレスを感じると、血中のカテコールアミンが上昇します。
それによって、歯の周囲の血管が充血して歯痛が引き起こされるという説です。神経因性説とは、歯の痛みを伝える神経が混乱を起こして、歯痛を引き起こしているという説です。
この説は、非定型歯痛を訴える人の多くが、過去に歯の治療を繰り返してきたという事実から提唱されたものです。
歯の治療を繰り返していることで、歯から脳に痛みを伝える神経に異常をきたします。それによって、健康な状態でも、脳が痛みを伝える信号を発してしまうというものです。神経因性説は、現在、非定型歯痛の原因の有力な説となっています。
●歯ぎしり
過度な歯ぎしりが起こると、歯やその周辺の筋肉に強い負荷がかかります。
特に、かみ合わせが悪いと、歯の特定の部分に圧力がかかり、歯痛を生じたり、しみたりすることがあります。
歯痛に悩んでいる方で、歯ぎしりの自覚がある人は、マウスピースなどを利用することをお勧めします。
また、過度なストレスやお酒、アルコールなどが原因となっていることもあるので、規則正しい生活習慣を送ることも重要です。
今回は、歯痛の原因として、知覚過敏、不定型歯痛、歯ぎしりを紹介しました。何か気になることがあれば、ロコクリまでお気軽にお問合せくださいね!

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