神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
「子どもの歯をむし歯から守る」ことが大事であることはもちろんわかっていても、ではいったい何をどうすればいいのか、日々悩むお母さんお父さんも多いことと思います。
実はいちばん肝心なのは、「3つの目」を上手に活用することなんです。
「3つの目」とは、「保育園・幼稚園・学校の目」「歯科医師の目」そして「親の目」のことです。今回も引き続きお話していきたいと思います。
② 第2の目「歯科医師の目」
第2の目は、歯医者さんの目です。
皆さんにとってはもしかしたら、歯科医院とは「歯の治療をするところ」というイメージがいまだに強いのではないでしょうか。
それはもちろんそうなのですが、最近の歯科医院の役割は、実際にはこれまでと大きく変わってきています。
どういうことかいうと、歯医者さんは「治療するところ」から「予防をするところ」へと変化してきている、ということなのです。
もちろん治療も歯科の大きな柱ではありますが、そもそも治療しなくてはいけないのは歯や口の中に病気が出来てしまうから。それよりも、病気ができないように「予防」できればそれがいちばんです。歯医者さんは、むし歯や口の中の病気を予防するための最前線基地になってきているのです。
そのために大切なのは、歯医者さんに定期的に通う、ということ。そして、歯医者さんは、「お子さんの歯は大丈夫なのだ」と確認するところ、というふうに考えてみてください。
お子さんには、「ちゃんと歯みがきが上手に出来ていることをほめてもらえる場所」とぜひ声をかけてみてください。そうすることで、歯科医院を怖い場所ではなく、自分の歯を大切にしていることをうれしいと感じられる場所なのだと思ってもらうことが大事です。
実際に歯科医院でチェックしてむし歯も何もなければ、きっと先生もほめてくれるはず。そうしたらご両親もぜひ、「良かったね、先生もほめてくれたね」とダブルでほめてあげましょう。
お子さんはきっとやる気を出して、さらにしっかり歯をみがいてくれるはずです。
また歯科医院でハミガキ指導を受けたり、フッ素塗布やシーラントを行うことも、むし歯から歯を守るうえで効果的です。
もちろん、歯科医院での定期的なチェックによって、歯や口の中にむし歯など何らかの異変が見つかれば、すぐに治療に入ることもできるのも大きなメリットです。早い段階で問題が見つかれば、治療も複雑にならずに済むことも多いものです。
歯科医師の目、定期的に通院することでぜひ積極的に活用してください。