タイトル:お子様の歯みがき
神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
お子様の歯みがき、仕上げ磨きはどのようにされていますか?虫歯予防の為にハミガキが重要だと分かっていても具体的にどれくらいの時間や頻度で磨ければいいか知らない方も多いと思います。
実際に歯ブラシをお口に入れて磨いたとしても、実際はほとんど磨けていない可能性もあります。
子供の歯の健康を保つ為には親御さんの大事な努めです。
小さなころから歯磨き習慣を身につけさせれるようにいくつかポイントを知っておきましょう!
まず必要な事は、最低でも3分は磨くこと!生えている歯の数や本数にもよりますが、歯の周りにたまる歯垢(プラーク)はネバネバとしているので同じ場所を20回こすらないと落とす事ができません。
しかし、子供には3分という時間は想像以上に長いものです。乳歯が生えそろって2歳後半~3歳にはまず自分で磨く練習をしていきましょう。3分もじっとできない子供は、口にくわえるだけになっていたり、ほとんど磨けきれないので、その後は親御さんの仕上げ磨きを最低でも3分はしっかり磨いてあげてください。
嫌がる事も多いかと思いますが、3歳にもなると絵本のお話やお母さんの声掛けから、食べたら磨かないとバイ菌が悪さするという事を何となく分かりはじめます。
歯磨きをしながら「バイ菌さん、発見!」「さっき食べたニンジンさんが隠れていたよ!」「さあ、やっつけるぞ~」などと声掛けすると楽しくできます。
日頃から歯磨きの大切さを、絵本で読んであげて教えてあげるのもいいと思います。
どうしても機嫌が悪くて磨けきれない場合は、無理に押さえつけず、できる範囲でいいと思います。1日の間で1回はしっかりと磨く時間ができるようにしていきましょう!
また、家族がしっかりと磨く姿を見せることも重要です。やらせるばかりではなく、日頃から家族が歯磨きをしている様子を見せていると「自分もやりたい!」という気持ちが少しずつ芽生えてきます。
できるだけ安全に磨けるように、座って磨くという事を教えてあげることも大切ですね。
立ったまま磨くと、転んで歯ブラシがのどに突き刺さるという事故も起こりかねません。実際に、世界レベルでは毎年のようにそのような事故が起こっているそうです。
また、歯磨きがきちんと磨けたらご褒美シールを貼ってあげたり、歯磨き粉をいくつか用意し、「今日は何の味にする?」などと選ばさせると楽しくできます。意外と歯磨き粉を変えたら味が気に入ってすすんでやりたがるようにもなったりするんです。
なかなか口を開けてくれない、大泣きする、などと仕上げ磨きが思うようにできない事もあると思いますが、少しずつ毎日習慣にできるように工夫しながらやりましょうね!