岡本歯科ロコクリニックが語る『世界のチョコレート事情』②

タイトル:チョコレート危機!?②
神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
チョコレートのお話の続きです。

もはや、歯医者のブログじゃなくなってきてますが(笑)

ネスレ社、ハーシー社、マーズ社は2020年までに、カカオ豆の購入を100%サステナブルカカオ(公正取引・人権尊重・地球環境に配慮した栽培などの条件を満たしたカカオ)に切り替えることを決めました。

日本では、明治が「メイジ・カカオ・サポート」として、ガーナ、エクアドル、ベネズエラなどのカカオ産地で生産者向けにカカオの栽培技術を教えるスクールを開講しているそうです。

独自のカカオ豆の発酵法を伝えて高品質カカオを栽培してもらい、高価格で取引することで農家を収益面でもサポートするようです。素晴らしいですね!

消費者も企業も生産地に関心を持ち、チョコレートを取り巻く良い状況を作っていきたいですね。
しかしこれで終わりではありません。2018年1月には、新たに「カカオの2050年問題」が報じられた。米国海洋大気庁(NOAA)によると、地球温暖化により一定の気温・湿度になると、2050年にカカオの木が絶滅するおそれがあるというのです。カカオは平均気温が27度以上、高温多湿な限られた条件下でしか育ちません。気候変動、病害、農家の貧困、後継者問題――カカオ栽培を取り巻く問題は多いです。しかし、生産国側の問題が明らかになる度に、消費国側による研究・支援が進んでいます。カカオとチョコレートの需給バランスは、その結果のようにも見えてきますね。
カカオ生産者とチョコレート消費者の経済的格差は依然大きく、「チョコレートを見たことがない」というカカオ生産者は珍しくありません。ビックリしますよね!!

カカオの生産国からは、日本企業からの支援やCSR活動の拡大を求める声が大きいようです。
2020年、2050年といわず、私達消費者が永遠にチョコレートを楽しむためには、カカオ生産者に意識を向け、さまざまな問題を理解しなくてはならないんですね。近年カカオの国際相場の低迷もあり、生産者の収入は十分ではありません。引き続き、世界中のチョコレート関連企業による継続的なカカオ生産者支援は不可欠であり、チョコレートを楽しむ私たちも、それぞれの立場でカカオ生産国の現状を理解し、支えることが必要になりますね。
おいしいチョコレートをこれからも楽しむためには、そのチョコレートがどうやって作られているかということを知ることも大事ですね。
もちろん、チョコレートを美味しく食べたあとには歯みがきもお忘れなく♪

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