タイトル: よく噛めるお口で健康で元気なシニアに!
神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、JR摂津本山駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
身体に良い食事をしようと、テレビやインターネットで評判の食材をいろいろと試している方が多いですね。
でも、食べるために不可欠「歯の健康」や「歯科治療」についてはいかがでしょうか?
高齢になり歯が減って、失った歯の機能を補う歯科治療も十分に受けていないといった状態が続くと、食べられないものが徐々に増え、栄養摂取そのものに問題を抱えるようになります。
たとえば、全体的に食が細くなったり、やわらかいものを好んで食べるようになり、食事全体に占めるご飯類や麺類の比重が増えがちになります。また、手軽に満足感を得られるお菓子の間食も増える傾向があります。
その結果、糖質過多になり、血糖値のコントロールが難しくなります。そしてさらに深刻なのが、たんぱく質不足。
肉を噛みきることが難しくなると、自然と箸が向かなくなり、知らず知らずのうちにたんぱく質不足に陥りやすいのです。たんぱく質の不足は、筋肉量の減少や、体力・免疫力の低下をまねき、ついには要介護状態になってしまうことにもつながります。
歯を失い始める働き盛りの年代は、日々の忙しさに、歯科治療をとりあえずの応急処置ですませがちです。ふだん歯科に定期健診に行ったりしない、という方も多いかと思います。
しかし、歯を失いはじめた頃に、歯を悪くした根本的な原因を突き止めて食い止めておかないと、60代、70代と同じようなトラブルが他の歯にも起きて、ドミノ式に歯を失うことになりかねません。
噛めるお口は、低栄養の予防はもちろん、認知症の予防にも大変重要です。ご自分のお口の状態に合う治療方法を是非ご相談いただき、噛めるお口を取り戻しましょう!
また、よく噛んで食べられるお口を取り戻せたら、次に重要なのは「運動」です。噛めるお口を取り戻す治療は、アクティブなシニアになるための土台作りにすぎません。噛めるお口から摂取した栄養を十分に生かすにはからだを動かすことが大切ですね。必要な筋肉量を維持できる、ウォーキングやエクササイズを日常的に取り入れてみましょう。
私たちの健康は、私達が意識する以上に「噛めるか、噛めないか」の影響を受けています。元気で健康な日々を過ごし、アクティブなシニアを目指すためにも歯科の治療と予防指導を積極的に受けて、大切な歯を守っていきましょう!