エナメル質形成不全って知っていますか? ②

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
みなさん、エナメル質形成不全というのをご存じでしょうか?今回も引き続き、エナメル質形成不全についての知識を身につけていきましょう。
エナメル質形成不全の治療法はどんなものがあるのでしょうか。
① フッ素塗布で経過観察
エナメル質形成不全の歯はエナメル質のバリアが不十分であるため、酸に溶けやすくなっています。そこで歯を強化するために定期的に歯科医院でフッ素塗布を受けたり、歯の状態を観察してもらうことが強く勧められます。
② 詰め物をしたり被せ物をする
歯が軟らかくなっていたり、あなが空いていたり、知覚過敏のあるケースでは、場合により歯科用レジンというプラスチックの材料でカバーすることがあります。全体的に色が変わっていたり歯の大きさが小さくて審美的な面で気になる場合には、セラミックの被せ物をして見た目の改善をすることが可能です。また、遺伝性の場合で全体的に形成不全が起こる場合には、歯がすり減りやすく、噛み合わせの低下や崩壊が起こるのを防ぐためにも、被せ物をすることが勧めらます。
エナメル質形成不全の予防法についてもお話しますね。
エナメル質形成不全は予防できるものとできないものがあります。局所的なエナメル質形成不全は心がけ次第で予防が可能です。そのためには次のことに注意しましょう。
① 乳歯をぶつけないように気をつける
とくに1〜2歳くらい頃の乳幼児は動きが活発になり、歯をぶつける危険性が高くなります。歯をぶつける年齢が低いほどエナメル質形成不全の程度もひどくなるとされていますので、お子さんが転んだ時に歯をぶつけないよう、注意を払いましょう。
②乳歯の虫歯に気をつける
乳歯の虫歯は進行しやすく、少し放っておくとすぐに悪化して神経に達し、歯根の奥まで感染が進むことがあります。日頃から定期的に検診を受け、虫歯ができた場合でも早めに対処できるようにしておきましょう。
エナメル質形成不全があるからといって決して落ち込む必要はありません。フッ素で歯を強化することもできますし、きちんとケアすることで虫歯になるのを防ぐことができます。また、見た目や噛み合わせの改善も歯科材料で改善することができます。お子さんが小さいうちは自分でケアすることが難しいため、おうちの方が甘いおやつをだらだら与えない、仕上げ磨きを徹底するなど、十分に管理してあげる必要があります。気になられた方はロコクリまでお気軽にお問合せくださいね!

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