エラ張りにご注意!②

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
今回も引き続き、女性であればほとんどの人が意識しているであろう「フェイスライン」についてお話したいと思います。
比較的エラの張っている患者さんに多いお口の中の特徴というものがあるので、引き続きご紹介しますね。
・口を大きく開けられないなど、顎関節症の症状がある
エラが張っているという症状の中でも特に「左右のエラのはり方が違う」という患者さまの場合、噛み合わせの悪さが疑われます。
噛み合わせが悪いと、歯に均等のバランスで力が加わらないため、それに付属する筋肉もアンバランスに発達してしまうのです。
また、噛み合わせが悪いと、下あごの位置もどんどんズレてきてしまうため、 顎関節への負担が大きくなり、やがて顎関節症となってしまいます。
顔のゆがみに加え、
・口を大きく開けられない
・口を開けるとカクっと音がする
・顎に痛みを感じる
といった症状があれば、顎関節症が疑われますので、早めに歯科医師に相談するようにしましょう。
上記のように、エラの張りはお口の中の状況ととても関係性が深いもの。 治療は各症状の改善が目的ですが、副次的にフェイスラインを整える小顔効果もありますので、症状に心当たりのある方はまずはお気軽にロコクリにご相談下さい。
・マウスピースでナイトガード
就寝時、マウスピースを装着していただくことで歯ぎしりによるダメージから歯を保護する方法です。
マウスピースを装着している状態で歯ぎしりをしても、直接歯や歯ぐきに負荷がかからなくなるので歯が削れるのを防げますし、顎の関節にかかる力も軽くなるので顎関節症を予防できます。
歯ぎしり対策用のマウスピースには市販されてるものもありますが、使い方によっては、噛み合わせや歯並びを悪化させてしまう危険性もありますので、歯科医院にてご自身の歯にぴったり合ったものを作成してもらう方が良いでしょう。
保険適用の範囲内で作成できるタイプのものもありますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
・認知行動療法
日常的に目にする手帳やパソコン画面の空きスペースに「食いしばらない!」「リラックス!」などと書かれた付箋を貼っておくことで、ご自身が食いしばりをしているという事に気づかせる、という方法です。
食いしばりの癖を治すには、まずご自身が食いしばりをしているという事に気が付くという事が一番のポイントになりますので、うまくいけば半永久的に効果がある治療法と言えるでしょう。
しかしながら、効果の即効性がないことや、本人の努力次第で治療の成果が左右されるので効果が出ない人も多いこと、夜間の歯ぎしりには対応できないというデメリットもあります。
エラ張りの原因がお口の中にある場合、エステやマッサージなどで一時的にエラが小さくなったとしても、原因解決しなければ、そのうちまた元に戻ってしまいます。
時間とお金を無駄にしないためにも、しっかりと症状を見極めたうえで効率よく改善していきましょう!

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