お子さんの歯の生え変わりのお話②

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。
永久歯は真ん中を1番として、順番に外に向かって数字が増えていきます。
そして一般的な本数の場合は8番が親不知となります。
永久歯も乳歯同様、一般的には下の歯から生えてきます。
はじめに1番の歯が生えてきた後、次に生えてくるのは6番の上下です。
これは意外に思われるかもしれませんね。
歯の生え変わりというと抜ける時期を思い浮かべるかもしれませんが。実は6番の歯の下では早くから永久歯が生えてきているのです。
見た目の生え変わりとしては、乳歯同様中心から順番に外に向かって生え変わっていくのが一般的です。
歯の生え変わりは、歯並びに大きく関係しています。
乳歯がぐらぐら動いてくると、永久歯が生えてくるのを邪魔しないために早く抜きたくなってしまいますよね。
動いている状態の歯が気持ち悪く、ずっと触ってしまい早く抜けてしまう子も多いのではないでしょうか?
ですが、必要以上に早く歯を抜くことは将来の歯並びにとって良くないと考えられています。
乳歯には永久歯が生える場所を確保するという役割があります。
さらには、永久歯が正しい場所に生えてくるのをガイドする役割があるのです。
必要以上に早く乳歯を抜いてしまうと、永久歯が正しい場所に生えてくるのを妨げることになってしまうため、できるだけ乳歯には残っておいてもらうようにしましょう。
とはいえ、明らかに横から生えてくるなど異常を感じた場合には、早めに歯科医に相談した方がいいでしょう。
あまりに早く生え変わりが始まると、顎の成長が十分でない可能性があります。
顎の成長が十分でない、永久歯の大きさに対して顎が小さすぎる場合には、生えてくるスペースが十分でないため歯並びが悪くなってしまいます。
そのため、もし早く歯が生え変わってきたら、顎がしっかり発達するように固いものをよく噛んで食べるようにしましょう。

永久歯は、一度生えてきたらもう生え変わることはありません。
そのため虫歯にならないようにしっかりとケアをすることが大切です。
特に生え変わり中には、注意が必要です。
歯は、生えてきている途中や生えてからすぐはエナメル質がしっかりとできていません。
そのため、歯の表面が粗い状態で汚れが付きやすいだけではなく、酸に溶けやすい状態です。
それを加味してしっかりと歯磨きをしましょう。
またフッ素などの予防歯科も積極的に行うといいですね。

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