はちみつは歯周病予防に有効?

神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
みなさん、蜂蜜などをパンにつけたり、あたたかい飲み物に入れる方も多いかもしれません。手ごろなものから高いものまで、色んなはちみつが手に入るようにもなっていますよね。体にも美容にも、はちみつが良いと聞く機会も増えているようにも思います。今回は、そんな “はちみつ” についてのお話をしたいと思います。
以前に、「はちみつを寝る前に食べて寝ると虫歯や歯周病予防になるというお話を聞いたんですが、本当ですか?」と聞かれたことがあります。
はちみつに抗菌作用があるということを知っている方はいらっしゃるかもしれませんが、はちみつが歯周病予防になるかどうかについては恥ずかしながら知りませんでしたので、今回調べてみました。
どうやら、20種類のはちみつのうち12種類で、また4種類のプロポリスのうち3種類で歯石形成の元となるカルシウム形成の抑制効果があるそうです。
これにより、歯磨き粉などにはちみつ成分を入れることにより、歯石抑制効果が期待できることとうことが示唆されているようです。
また、最近人気のマヌカハニー(マヌカの木から採取されたはちみつです。)が歯周病原細菌や虫歯原因細菌にどのような効果を及ぼすかというと、はちみつ濃度を上げると、歯周病の原因菌として有名なP.gingivalisなどの細菌数が減ることが分かっているそうです。
また、虫歯の原因菌として有名なミュータンス菌などに関しては、かなりの高濃度の場合でのみ細菌の増殖抑制効果が認められています。ただし、高濃度のはちみつは、同時に口腔内のpHを下げることも報告されているみたいなのです。
なのでこれはつまり、歯周病原細菌の抑制につながる可能性が有り、歯周病には有効かもしれませんが、同時に口腔内のpHを下げてしまい、歯を構成している硬組織の脱灰(歯の表面を溶かす)の危険性があるということになりますね。
これらのことを考えてみると、現時点では、歯にはちみつを塗って寝るのはやめていただいたほうが良いかもしれませんね。
それにしてもはちみつとプロポリスの違いも今回初めて知りました。いろいろ調べると新しい知識が得られて世界が広がりますね。
みなさんも何か気になられた場合にはお気軽に聞いてみてくださいね♪

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