神戸市東灘区岡本にある歯医者さん、阪急岡本駅から徒歩2分の岡本歯科ロコクリニックです。待ち時間の少ない、ほぼ無痛(痛くない)虫歯治療、しっかりとした説明、日曜診療などに取り組んでいます。
ウイルス感染と歯磨きの関係について最近テレビやニュースでよく耳にすると思います。そうです、実はお口の中を清潔な状態に保つ事で感染予防に繋がるのです。
そこで今回は歯磨き粉の適量・種類・選び方ついてのお話をしたいと思います。
さて皆さん、普段何気なく行っている歯磨きですが歯磨き粉の適量はご存知ですか?
私は正直今まで何も考えず歯磨き粉を使っていた為適量があることも知りませんでした。
実は歯磨き粉にもしっかりと適量が設けてあり、それを守る事でより良い歯磨きを行うと同時にウイルスからの感染予防になるのです。
その適量が以下の通りです。
・6ヶ月~2歳 → 切った爪程度の少量
・3歳~5歳 → 5㎜以下、歯ブラシの4分の1
・6歳~14歳 → 1㎝程度(約0.5g)、歯ブラシの3分の2
・15歳以上 → 1㎝~2㎝程度(約1g)、歯ブラシの半分
こんなに少ないの!?と思われた方も多いのではないでしょうか?およその目安ではありますが、基準にして頂ければと思います。
なぜ基準があるのかと言うと、歯磨き粉を多く付けてしまうと泡立ち過ぎてしまい磨いた気になってしまうからです。
歯磨きは歯ブラシの毛先を使って食べカスを取り除く事が目的です。
その為、しっかり磨けていないと意味がありません。
歯磨きで大切な事は『こする』と言う作業です。歯磨き粉はあくまでも補助的な役割である事を覚えておきましょう。
ロコクリでは数種類の歯磨き粉をご用意しておりますので、受付やメンテナンスの際にスタッフにぜひご相談くださいね。
さて、ここで1つ質問です!
歯磨きをする前に歯ブラシを水で濡らしてから歯磨き粉を付けていませんか?
実はそれもあまり良くありません。なぜなら、水を付けることによって歯磨き粉がお口の中でより泡立ってしまい、磨けているように思えるからです。
水を付けなくても自分の唾液の水分だけで十分泡立ち、またフッ素も薄まるので水を付けずに歯磨き粉を付けるように心掛けましょう。
もし、歯磨きの仕方で歯ブラシの使い方やフロスの使い方など分からない事があればお気軽にご相談くださいね。
また、普段の歯磨きで落とし切れない汚れを定期的なメンテナンスで清潔な状態に保つようにしましょう!